sloさんの定義によれば、「多読的」とは
「たのしい」こと
力がぬけていること
こまかいルールというか「正しいこと」にとらわれないこと
なわけで、映画やドラマを字幕なしで観る場合も、この定義をそのまま
利用します。つまり
英語学習やお勉強ではなく、楽しみとして鑑賞すること
気楽に見始めて、好みや自分のレベルに合わないと感じたらすぐに投げること
もちろん全部分かろうなどと思わないこと、いや「分かろう」などとは思わないこと
・・・に尽きます。
そこからどんな素材を楽しむかということも決まってきますね。
*日本語で十分楽しんだ映画やドラマ
*比較的アクションの多い映画やドラマ
*子ども向けなど、短めの映画やドラマ
そして一番肝心なことは「全部分かろう」としないで、
とにかく見始めること--合わなければどんどんやめていいんですから!
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NPO多言語多読のフォーラムにも書きましたが、ここまで数年かかっています。
字幕なしで楽しめば良いのだと思いながら、わたしは臆病でありました。
多読三原則を言い出した時と同じ勇気があれば、「字幕を消して!」という
助言をもっと強く言っても良かったのですが、にじませるだけに留まっていました。
これからはみんなで少しずつ多読的観賞を充実させていきましょう!