学校英語には触れない方がいい。触れてしまった場合は洗い流した方がいい。
その方が英語で聞こえてくること、読むものが入ってきやすいし、
英語で話し書く時にも誤解されにくい。
それがこの話題の主旨です。
それで、モーリンさんから届いたメールの一部を紹介します。
it は「相手に分かるものやこと」を指すという説明が僕にはしっくりきます。
学校英語がダメだった僕にとっても「it=それ」という図式はあったと思うのですが、
今は「it は何かの代わりに使われるもの」という感じですが、実際に使うときには
そういうことさえ考えずに使っているような気がします。また、時刻や気候を表す場合や、It’s Friday! など、また It is difficult to ~ や
It is difficult that ~ などは実際に使われているものを見て覚えていくように思います。
「it=それ」のように安易に日本語との対応付けを行うと誤解が生じる元になると思います。
モーリンさんの言う「日本語との対応付け」--それがいちばんの問題ですね。
もともと対応するはずのない二つの言葉を無理矢理対応させようとするものだから、
とんでもない誤解が生じる。
そしてもう一つ、「学校英語がダメだった」というモーリンさんにとっても
「it=それ」という図式はあったという部分は「学校英語のしつこさ」を
物語っていると思います。
ちなみに、モーリンさんが誤解を逃れることができたのは、たくさん吸収した
からだとわたしは見ていますが、どうでしょうね、モーリンさん?