ディクテーションは無駄、発音練習も不可能と書きましたが、
先日の特別セミナー「多読的シャドーイング入門」で、
消音練習ということを思いつきました。
いったい何、それ?
発音練習が不可能な理由は「音は落ちる・音は変わる」からでしたね。
「落ちる・変わる」のが普通の音のだとすれば、
音をできるだけ「落とさない・変えない」のが「極端形」と言えます。
極端形では、/th/ も、/L/ も、母音も、すべて一つの音だけで、
変わらないのですね。それは不自然!
音であることばの自然な姿は「落ちる・変わる」だとすると、
発音練習をするなら消音練習もしなければおかしい!
音はどれほど落ちるものか、変わるものか--その一端を特別セミナーで
聞いてもらいました。いずれ 英語多読特設サイト でくわしく紹介するとして、
いまは結論だけ:
発音練習も消音練習も無限にやらなければならないので不可能。
それより音を落とすとき、変えるときの力の抜き方をシャドーイングで
体に染み込ませる方がいいだろう。実際それでうまく行っている人たちがいる。
消音練習--発音練習をやるなら必須!