タイトルにはあまり意味がないかな?
次のような便りが届きました。
先生は既にずいぶん多読から離れていっているのでしょうか。
確かに、読むことの先に聴くことや、書くこと、話すことがあるのは確かです。
それに10年を越える多読経験者が出てきて読むこと以外に興味を持つ
方が増えたのだと思います。でも、昔はもっと読むことの話題が多かった
ああ、こう思っている人はきっと多いだろうなと思って、また書いておきます・・・
はじめから読むことだけで終わるとは思っていませんでした。
それに、多読がそのまま多聴につながっていることを教えてくれたのは、
みなさんでした。
それに、それに、読む・聞く・話す・書く なんていう四技能の考え方には
最初から賛成していませんでした。
それに、それに、それに! ことばの愉しみの中でも読書は独自の、
人によっては至高の愉しみですが、唯一ではない!
それに×4! 読書の愉しみは、音の愉しみ、絵や映像の愉しみ、味覚の愉しみ、
触覚の愉しみ(+嗅覚?)が混じるといっそう深く豊かな愉しみになる・・・はず!
だから、読むことの話題が相対的に減るのは当然ですね。
でも、音のこと、絵のこと、映像のこと・・・いろいろ加わって、
多読はtadokuになり、活動範囲も、愉しみの範囲も広がり、深まった!
多読仲間のつながりも、SSSの時代の「掲示板+オフ会」に加えて、
twitter、Facebookでも交流が盛んで、Skypeは大活躍をしています。
毎月のSkypeブックトークおしゃべり会の報告を読んでください。
SSSのころよりもはるかに多くの本が次々と紹介されています。
それにNPOの講座もできた!
ま、以上は多読を「離れたように見える」わたしの活動の弁明です。
以下は、わたしが古い仲間に対して持っている気持ちです。
上のメッセージをくれた人は古い仲間で、今もやりとりがありますが、
すっかりやりとりがなくなった人もいます。
どうしてかなあ・・・? と、いつも考えています。
あんなに楽しい時間を一緒に過ごしたのに、さっぱり連絡がないなあ、
いまも多読(tadoku)を楽しんで愉しんでくれてるといいな、
でも、多読をやっているかどうかはどうでもいい、友だちになった人も
いるじゃないか、5年に1回くらいでもいい、何かの形で様子を知らせて
くれないかなあ・・・
NPO多言語多読の活動はSSSの初期と同じくらいにドキドキ、ワクワク
なんだけどなあ・・・ どうやったらまた連絡をもらえるんだろう?
活動に参加してくれるんだろう・・・
(たとえば、代表としてペさん・・・)
みなさんのことは忘れていません。
これからも忘れません。
さかい@SSS も、 さかい@tadoku.org も さかい@多言語多読 も
みんな同じ人です。変わってはいません。
最初から目指していて、初期には実現できなかったこと、実現するはずの
なかったことが実現してきたので、変わったように見えるだけです。
これからも愉しいことがいっぱい!
おお~~~~い!