SSS時代の数取り器の思い出 「永吉多読の会」のFacebookページから・・・

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鹿児島県日置市吹上町永吉に「永吉多読の会」があると、きのう知りました。
わたしの知るかぎりで最南端のたどくらぶのようです。


(一方最北端は オホーツク英語多読を楽しむ会!)

それぞれFacebookページへのリンクです。ぜひ訪ねてみてください。

で、永吉多読の会のページに数取り器ソフトの話題がありました。
(この記事を書いている時点でトップの記事です。)

それで思い出したSSS時代の数取り器の話を「続き」で・・・

Facebookページの記事をそのままコピーします。

多読は語数を数えることで当初発展してきました。
当時は数取り器がよく話題になって、
SEGという新宿の塾の一室で蔵書のmangaを数取り器片手に
暗い中で黙々と語数を数える「数取り鬼」が目撃されたとか・・・

その後多読を読書として楽しむ人が増えて、次第に語数の重要性は
減ってきましたが、語数集めを趣味とする人もいることだし、こんなアプリは役に立つかも?

なお、NPO多言語多読の講座では語数はほとんど話題にならなく
なっています。わたしは語数は動機になる一方で、
わたしたちの考え方を(数字中心に)縛る諸刃の剣と考えています。

アプリを見つけて記事にしてくださった「永吉多読の会」に感謝!

そうです。わたしは語数に縛られる傾向やYLに縛られる傾向、
試験の点数や資格に雁字搦めの傾向は少しずつ払拭できたらと願っています。

100万語という強烈な目標を言い出した本人なので、なんともむずかしい
ところなのですが、強烈だっただけに数字の害は大きいので、
反省はことあるごとに口にしておこうと考えています。

数字が趣味になっている人はいいでしょう、どうぞそのまま・・・
けれども趣味を越えてこちらを縛ってくるような数字には抵抗する方が
いいと思います。

この夏の支援セミナーでわたしは理事長としての遺言ですと断って、
こう言いました--「多読は数字ではない!」

数字で多読を広めた責任を感じつつ・・・

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