金沢市の手描きの地図 は見ましたか?
あの地図を描いた学生について纐纈(はなぶさ)さんから補足のメールをもらいました。
あの地図は去年の秋学期のプロジェクト作品なので、大学図書館の所蔵物です。いずれミュージアムができたら、なんとか「寄贈」??してもらいたいですよね。その時は交渉します。本みたいにデジタル化してわかりやすいものはいいんですけど、立体的なものはどうしようもないんですよね。ぜひッミュージアムで所蔵していただきたい!
纐纈さんにわたしの夢を語ったのです--その名も多読博物館!
わたしは家にみなさんからもらった読書記録や、各種催しのパンフレットなど、
たくさんの多読関連「グッズ」を保管しています。
いずれ多読・Tadokuの歴史を探って、博士論文を書く人が現れると思って、
最初期から全部とってあるのです。それを陳列する博物館も必要になるだろうと、
わたしは妄想しているのですね。纐纈さん、寄贈のこと、よろしくお願いします!
館長は引退後のわたし・・・
整理して、展示して、みなさんを案内して多読・Tadokuの語り部となる!
実は去年ももっとすごいものがあったんですが、さすがに司書さんも半分呆れ果てて(?)処分してしまったと思います。この学生は以前羽生結弦ボックスを作ったんですが、次の学期には巨大食べ物花札を作りました(写真参考)。もはや多読との関係は??の作品ですが、とにかくでかすぎて司書さんのオフィスに入らず、処分(泣)。
わわわ! それは惜しい・・・
せめて写真はありませんか? あったら送ってください。
この地図の学生は今年はじめて金沢にいったわけではないんです。2015夏に金沢で日本語を勉強し、2016夏に北陸放送でインターンをしたんです。ふた夏金沢にいてそのよさを伝えたい、と、2016秋学期の多読でこの地図を作ったんです。今年前半は慶応大学に留学していましたが、この7月にも数日金沢に遊びに来ていました。金沢が本当に好きなんでしょうね(私もです)。
金沢のみなさん、いつかこの学生さんとオフ会をやりましょうね!
今年の支援セミナーにも文京学院の多読ガールズに登場してもらいました。
文京学院の生徒たちはよく多読で英語国の文化がわかって楽しいといいます。
NPO多言語多読の講座で土曜講座の講師をしているの I さんは、
生徒が文化に注目する点に注目して、それこそ多読の核心だと言います。
(英語を勉強して文化に親しむことをどうやって試験するのか?)
わたしは文化は「ことばの氷山」の大事な一部だと思います。
やっぱり多読は、支援者の方も楽しいし、わくわくしますよね。その最たるものが多読ミュージアムのアイデアでしょう! 楽しんでいない多読教員は、ちょっとウソなんじゃないかと思えてきますね。
その通りですね。
15年たっても支援しながらワクワクが消えない。
ワクワクが消えないと同時にハラハラも絶えない--だからワクワクが大きい!
不思議です。試験の点数を気にするあまり楽しんでいない教員がいるとしたら、
なんてもったいないこと!
ことばを獲得する途中で、
小樽にハリネズミが生まれる、
知多半島でドラゴンが火を吹く、
ノートルダム大学で金沢市街図が生まれてくる、
羽生結弦ボックスが出てくる・・・
これこそ Tadoku の醍醐味!
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わたしにはよく理解できないのですが、「楽しい」を強調すると、
「楽しくなくちゃいけないプレッシャー」になるそうです。
うーん、なんでもプレッシャーになることがあるんですね。
楽しもうとして苦しむ?
実はそれを考えると、わたしは自分のやっていることが不安になります。
「楽しく!」と呼びかけることを控えた方がいいのだろうか?
書き方を工夫すればプレッシャーを与えなくてすむのだろうか?
そういう書き方はどうすればいいのか?
みなさんの提案を待ちます。連絡先はいつものように・・・
*Twitter: @kunisakai
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*メール:
tadokuorgあっとまあくgmail.com (NPO多言語多読事務局宛て)
sakaikunihideアトマアクgmail.com (さかい個人宛て)
*LINE: さかい@多言語多読
よろしくお願いします。