SSSの多読時代から、「こども式」の多読・Tadoku時代を通じて、
多読・Tadokuを実践する人たちの声はわたしの唯一の支えでした。
いまTadoku新サイトは最後の大きな話題「仲間」の公開に向けて
大車輪の準備をしていますが、この話題こそみなさんの手助けで
できあがるので、わたしも手伝うぞとばかり、
「こども式掲示板」に戻って、材料を探しています。
ついつい投稿を読み始めてしまって、所期の目的を忘れてしまいます。
で、脱線の途中で、「絵本の魔法」そのものの投稿を見つけたので
心覚えに記事にしておきます。
「そう、そう、絵本の魔法ってそういうことなんだ!」という・・・
投稿のつながりはここから ↓
http://bbs.tadoku.org/kb7.cgi?b=kodomoshiki&c=t&id=2271
それで、その最初の投稿は sunny rainy snowy さん:
7~8年前、アメリカに住んでいる友人から「子どもの本だから読めるよ」といただいたJ.R.R.Tolkienの「THE HOBBIT」、1年に一度くらいは思い立って挑戦してみていたけれど、いつも10ページ程度で断念。日本語で読んでいるから内容は知っているはずなのに、がんばってもがんばっても、英語がさっぱりわからなくて続けて読めなかった。
数年前に多読のことを知り、独自に好きな絵本の英語版を買っては読んでいたけれど、あっという間に本棚はいっぱいになってしまい本代もばかにならない。面白そうな英語の本を探して買うのも一手間だし、いつまでたってもHOBBITは読めないし、成果がさっぱり感じられず、年に数冊読む程度にフェードアウトしてしまっていた。
今年の1月に三鷹市ネットワーク大学による酒井先生の講座を知って、”ダメ元で”と通い出して7ヶ月。自分で読んでいたのは1万語程度の本ばかりだったのに、酒井先生の講座では100語にも満たない簡単な絵本から読み始めました。講座は三ヶ月でお終い。
この三ヶ月でたぶんそれまでに読んでいた英語の本の冊数を越えたのではないかと思う。ただ、冊数はたくさんでも、本当に簡単な絵本ばかりだったし、相変わらず何も進歩したようには思えなかった。どうしようかちょっとだけ迷ったけれど、それでも本を読むことに飽きてはいなかったので、英語力云々はどうでもいいから本を借りられる環境を失いたくなくて、続けてみることにした。
そして先日、先生から「今日、家帰ったらHOBBIT読んでみて」と言われたときには、どうせまたダメだから…と開く勇気がなかった。1週間して、このままでは先生に合わせる顔がないよなぁ….と、恐る恐るHOBBITを開いてみた。魔法がかかっていた。
今まで、この本の何が難しく感じていたのか、さっぱりわからなかった。
今まで何で読めなかったんだろう。今はなんで読めるんだろう。さっぱりわからない。単語がわかるようになったわけではない。間違いなく、わからない単語ばかり。でも、読める。
これが多読の魔法だ…! と思った。いやはやビックリ。自分でもまだ信じられません。HOBIT、長いのでまだまだ時間はかかりそうだけれど、全部読めるかもしれません。
でも、やっぱり怖いんだな。やっぱり読めないかもしれない。開くのがちょっと怖い。でも、読めちゃう。不思議で不思議で不思議な魔法。
どうか、このままとけませんように!そして、次は「THE LORD OF THE RINGS」を読むことができる魔法も手に入れられますように!
まだまだ、原書で読みたい本たちが、この先にた~くさん待っています(^^)
いいでしょう?
yukaffeさん、ケオラエスさんの返信もぜひ読んでください。
sunny rainy snowyさんをはじめ、ありがとう!
そしてみなさんはこれからも注目を! 絵本の魔法に!!