図書館で多読の話をするときは「多読は読書です」といいます。
だから表題はよくある質問です。
日本語の読書だって好きじゃないのに、英語の読書なんてもってのほかーー
さいわいその後の「人気」が示すように、
どうも読書好きかどうかは関係ないようです。
ごく初期に多読がうまく行った例はわたしの甥です。
高校1年生からわたしの家に来てやさしい絵本から読み始めて、
大学生のころにはペーパーバックを楽しんでいたのですが、
ペーパーバックを10冊くらい読んだところでこんなことを言ったのです。
「おじん、おれ、日本語で読んだ本より英語で読んだ本の方が
多くなった」
おいおい、日本語の本をそれしか読んでないわけ?
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