Let it go に「せっかく感」! またまたウンチク!!

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Let it go には「せっかく」手にしたものを手放す感じがあるのではないかと、とりさん。

そこから、「そもそも let に「せっかく感」があるのではないか」というのです。

わたしは説得されております・・・どう考えても「ウンチク感」満載の話題ですが、ウンチク好きにはたまらない
ジューシー感があふれておりますね。

 

酒井さんまたまた、こんばんは。
「 Let it go.」の話題は映画が放映されていたころからいろいろ言われていた話題なので、メールするつもりはなかったのですが、いろいろ浮かんできてしまったので、、、

アンテナが立つと本当にあちこちで目や耳にするものですね。
それだけ人は何かに執着しているのか?

「Let it go.」はJudy Blumeさんの「Tales of a Fourth Grade Nothing」にも出て来ます。4年生の少年の幼い弟がヘリウムガス入りの風船を欲しがり、お母さんは買いたくない風船を弟に買い与え、弟は風船を受け取るとそのその風船を「Let it go.」します。この文は4年生が語る地の文で書かれています。兄の目線からの、弟の「Let it go.」なので「せっかくお母さんが買ってくれたのに」という気持ちが入った「Let it go.」でしょうか。弟は風船が飛んでいるところを見たかったのです。が、せっかくお母さんが買ってくれた風船との関係を弟は壊しました。どうも「let」には「せっかくの関係を断ち切る・壊す・割って入る」感、「せっかく感(の方向にある気持ち)」があるような気がします。酒井さんが今までに例に出した:

>で、今回もまた「(消えた実の娘を)あきらめろ」という厳しい場面で使われていました。
:いままで育てた娘との関係
>たった今観ていた海外ドラマの中で、FBIの捜査官が超能力を持った女性に「その能力を手放しなさい」と説得する場面で、Let it go. と二度言いました。
:特別な能力
>Never let me go
Never let me go
Love me much too much
If you let me go life will lose its touch
:大切に育んで来た関係

誰に閉じ込められたドアをたたきながら「Let me out.」などは、閉じ込めた側から見れば「せっかく閉じ込めた」感がありますよね。
ビートルズの「Let it be.」は「せっかくの神との関係の中での行いを(上手く言えてないかな)」を外れてもいいから「Let it be.」と言ってるような気もします。

話を「アナと雪の女王」に戻すと、この映画は観ていないですけど。「Let it go.」は多分「せっかく感のある関係みたいなものを切る」のはないのでしょうか?

ついでに「Let me see.」は誰かと物との(せっかく感)関係に「割って入る」
「Let’s go.」はそれぞれ今の(せっかく?)関係(状況・状態)に「割って入って」一つにまとめる。
これらの「せっかく感」は善悪とは無関係なので、もっと適したことばがあるかも知れません。こじつけが多いかも。そして、上手く考えを伝えられたかもわかりません。

いや、こじつけではなさそうな気がします。
Let it go だけでなく let そのものに「せっかく感」のあるもの、こと、気持ち、考えを手放す感じがありそう!

とりさん、実におもしろいウンチクをありがとう!

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