Tadoku三原則(仮)の提案以来、続々と意見が寄せられています。
実にうれしいです。そしてナッツボンさんからこんな報告も・・・
水曜日のNPO多言語多読の講座生で、いまは仕事が忙しくてブッククラブ会員になっていますが、
劇薬シャドーイングがすっかり気に入った人がいて、その人によると、英語のシャドーイングは
「分かってしまうのでおもしろくない」とか。すごい人がいるものです。
読んでくださればそのまま分かるはずです。同感かどうかは別として・・・
酒井先生
最近、実感したことを報告します。
とある語学書の付録CDを聞いてみました。
その本自体は、内容そのものは面白いと思いました。ただ、そのCDの英語がすごくゆっくりで、しかも話者もかぶらず、
極めてクリアに収録されていました。
それが、すごく人工的で不自然な感じがして、聞き続けるのは苦痛でした。
1回聞いてほぼ理解できたのに、理解できた快感がない…!生の英会話やTVや映画のスピードは
早すぎてわからんことがたくさんあります。
正直、わからないことのほうが多いともいえます。
Holesのオーディオブックもめちゃくちゃ早いです。倍速か!?と思うほど。でもtadoku的に英語に慣れてきていたのか、
そういう「グチャグチャ英語」のほうが
耳に心地よいと思うようになりました。
(わからないのに!不思議!!)日本の語学書のCDの英語は、
「それってウソでしょ、そんな英語はないでしょ」と思います。
語学書を作っている立場から、読者にグチャグチャ英語が受け入れられないのは
わかっていますが、個人的にはグチャグチャ英語に触れないと本質的には意味が
ないと感じています。だって、世界のどこにも「日本式英語」はないから…。NHKの英語番組を何十年視聴しても、どうにもならないのと同じですよね。
この感覚をたくさんの人に理解してもらうには、どうしたらいいのか?!
外国に行ったことがない人、行きたいとも思わない人、英語を話したくない人
(なのに学んでいる!)にどうやって理解してもらう…?!…と思いました。
取り急ぎのご報告まで…。
実はこの記事を書いているうちにナッツボンさんから続きのメールが届きました。
話題も同じで、わたしが前から言っていることをそのまま体験してくださったので、
次は続きのメールを採り上げます。
katobushiさんの英文の話が切れ切れになっていますが、ご心配なく。
かならず記事にします。そして、それをまとめて読める工夫も考えています!
お楽しみに!!