2013年 10月 の投稿一覧

こんなおもしろいサイト! 「denko」さんの投稿から・・・ フォーラムの投稿+ちょびっと

denkoさんはインターネット上の多読素材をいろいろ開拓して「多読フォーラム」の
「こんなもの見つけた」トピックに報告してくれます。

ミュンヘンに旅行に出かける前の晩にあった報告を見逃していましたが、
行ってみると、とんでもなくおもしろい!

http://forum.tadoku.org/viewtopic.php?f=6&t=312&p=7653#p7480

そこで、フォーラムにお礼を書きました。

denkoさん、みなさん、こんにちは。

こういうおもしろいサイトの情報が上がっていたとは・・・!

denko さんが書きました:みなさま こんばんは。horimama さんに、評判が良かったので こちらにも書いておきます。
ぜひ ご活用くださいませ~

・BITS
http://esl-bits.net/
↑ ここの「audiobooks」は、おもしろいですよ。
ナレーターの読みの速度を、早いのと遅めのが選べます。
よく見ていくと、児童書、YA、アガサクリスティー、あの ホール もあるようです。
現在 007のゴールドフィンガーを聞き読み+音読しております、8万語越えると思います。
映画とちがってスピード感がないのが、ちょっと残念。

シャーロックホーズの短編も充実してます。TEDもあり。
歌のところには、ニールヤングの歌詞付きもあり~

まだ最初の ↑ このサイトしか見ていませんが、ぜひみなさん、いろいろ試して、
このトピックに返信で報告してくださいな。MIKIさんのように。

で、ぼくはあの「イケメン・朗読最高」の Neil Gaiman さんの講演から・・・

http://esl-bits.net/listening/Media/201 … index.html

で、この中で、ゲイマンさん自身は従っていないけれど、何か始めようとしている人には
こういう助言を贈りたいと言っている最初の一言。

First of all: When you start out on a career in the arts you have no idea what you are doing.

This is great. People who know what they are doing know the rules, and know what is possible and impossible. You do not. And you should not. The rules on what is possible and impossible in the arts were made by people who had not tested the bounds of the possible by going beyond them. And you can.

うれしくなってしまう助言がいっぱいありますが、わたしは

That was the hardest lesson for me, I think: to let go and enjoy the ride,

And now go, and make interesting mistakes, make amazing mistakes, make glorious and fantastic mistakes. Break rules. Leave the world more interesting for your being here. Make good art.

これも大賛成!

ゲイマンさんは15歳で学校に行くのをやめたそうです。

目の前のやりたいことだけをやってきたと・・・

(arts に乗り出す時には先のことは考えるな、というわけですが、 arts だけではないと思う。)

いつなくなるかわからないというサイトではないかな?

どなたか、全部ダウンロードして保存してくれるとうれしいんですが・・・
分担の相談もここでできるといいな。

denkoさん、いつもありがとう!!! :hakusyu:

「正しく」を追求する日本人の「業」 「発音」問題について

OreRyuTSJさんのブログにこんな記事があって、わたしもほんとに世も末だと思いました。

グローバルな人の英語発音

なんと、こんな検定までできてしまったそうで。世も末ですな、わが日本では。

でもね、英語を使って世界で戦うグローバル人は、発音なんか気にしちゃいけません。

BBCの Global News Podcast (グローバルですよ!)聞いていたら、アフガニスタンで今サッカー(グローバル語では、footballですよ!)が熱いというニュースがありました。んで、アフガニスタンの関係者にBBCがインタビューしています。

この音声の、16分40秒あたりから聞いてみてください。(リンク切れていたらすいません。BBC Global News Podcast, “October 13 PM Nobel Peace Prize announced”です。Available for 30 daysです。)

さて、このアフガニスタン人は「国際」発音検定に合格するでしょうか?

ちなみに、英語ムラのカリスマ講師さんもちゃっかり「顧問」になられていますよ。それも、ご自分も受験される(た?)そうです。

英語ムラにダマされないためにも、発音なんて気にしちゃダメ。話していて、相手が「わからない。」と言ったら何度でも言ってやればいいんです。それでもわからなきゃ、「君、もっと英語の勉強してきなさい!スピード・ラーニングがいいですよ。」と言ってあげればいい。

すでに世の中には検定・資格狂いがはびこり、そこに朝日新聞の 語彙・読解力検定 を加えると、すでに世は末ではなく、わたしたちは地獄にいるのですね。

問題はその地獄でいかに正気を保つか・・・ いっそ一緒に流されて狂ってしまった方がラク?

いやいや、そう簡単に逃げられるはずはない。そうなればどこまでも点数や資格を追いかける
「他人の造った地獄」が待ち受けているだけだ・・・

追伸 OreRyuTSJさんのブログに跳んだら、ぜひ応援クリックを!

学校英語を洗い流す 好評につき・・・

Now stopping at Tokyo は大変な反響でした。
こんなに関心が高いなら、ここから学校英語の洗い流しができるかなと
期待し始めました。

そこで、一対一対応の批判を再び・・・

わたしは大学卒業してからしばらくは 学校のクラブに所属していることを

I belong to XXX club.

と表現するのだと思っていました。

今はそうは考えませんが、みなさんはどうですか?
また1週間後にわたしの考えを記事にしますが、みなさんの反響を今回も
楽しみにしています! info あとまくtadoku.org へ送ってください。

Benny Cucumberさんとハリソン・フォード

BBCのテレビドラマ Sherlock はSkypeとtwitterで大評判なわけですが、

ついさっき、もう寝ようという時にこのYouTubeの動画を知って、結局最後まで観てしまいました。

http://youtu.be/LPGVZmng0bc

Benedict Cumberbatch さんの登場部分は17分から32分。

*Cucumberさんはカワウソに似ていると・・・
で、カワウソの写真とくらべるとほんとに似ている!

*Bendy Q さんがスターウォーズのChewbakker の真似をして叫ぶところ、おもしろかった!
(Alan Rickman の声色もうまい! こちらはほかのインタビュー番組だけど)

ハリソン・フォードさんの部分は始まりから17分まで。これもおもしろかった!

*Harrison Ford がすっかりいいおじいさんになっていて、わたしはHarrison Ford から2歳上・・・ ・・・

日本でも大学の講義をインターネット公開?

今朝、朝日新聞にあった記事からの抜粋です。

講義を配信するのは「日本オープンオンライン教育推進協議会」
(理事長=白井克彦・放送大学学園理事長)。11日、東京で設立された。
略称はJMOOC(ジェー・ムーク)。ムークは大規模公開オンライン講座の通称。
現在は主に米国の3機関で世界の大学の550以上の講座が公開されているが、
(1)講義が英語で多くの日本人は学びにくい
(2)世界の著名大学に事実上限定され、多くの日本の大学は配信できない、という課題があった。

(1)の「学びにくい」は「学ぶことが不可能」ということを、また(2)の「事実上」というのは、
「日本の大学の先生は英語で講義ができない」ということを婉曲的に言ったのでしょうね。
はっきり言えばいいのに・・・

そうした課題があるのは重々わかります。でも、解決の方向が逆じゃないでしょうか?
その課題を解決するために、

(3) 日本は日本に(だけ)通用するオンライン講座を配信する

のではなくて・・・

(1)世界の(著名な)大学の講座を学びやすくする
(2)日本の大学を著名大学にする

そのために・・・

(3) 日本人が外国語で受講できるように、
また日本の大学の先生が外国語で講座ができるように、

外国語の授業を変える!

わたしは多読普及当初から、日本人は高校卒業時にはどんな外国語であれ、
その外国語を母語とする高校卒業生と同じようにその外国語の大学課程に参加できること
(つまり、スペイン語ならスペインの大学の講義を聴く、討論に参加する、論文を読む、
研究発表をする、論文を書く練習をするといったこと)を大学入学時の到達目標に
したいと言ってきました。

(別に大学で講座を取るつもりはないという人はもちろん別の目標をどうぞ!
読書でも、旅行でも、ボランティア活動でも、なんでも自分のやりたいことを
お望みの外国語でやりましょう。ここは大学の講座の記事なので、
こういう目標を掲げました。わたしが常々掲げる目標は町の八百屋さんが
お客さんのいない時に店先で趣味のペーパーバックを読んでいる風景・・・)

まさかそんなことが可能だとは日本の教育関係者はだれも思っていないでしょうね。
絵に描いた餅、または誇大妄想狂の譫のように聞こえるかもしれませんが、
上に挙げた目標はすでに部分的には到達できています。

NPO多言語多読のウェブサイトにあるフォーラムでは、オンライン大学について
最先端の情報交換が熱く、楽しそうに行われています。

http://forum.tadoku.org/viewtopic.php?f=21&t=765

をご覧ください。

たまたまこのトピックをきのう東中野に遊びに来た大学1年生に読んでもらったら、
何十分も食い入るように見つめたあと、来週の金曜日の講座にまた来て、
オンライン大学を受講中の人にくわしく聞くそうです。

ほら、pie in the sky と見えたわたしたちの夢に、もうすぐ手が届くのです。