お気づきかもしれませんが、ここまで「学校英語批判」という題名で等してきた投稿を
「学校英語を洗い流す」に変更しました。
その変更後第一弾は引き続き belong についてです。
次のようなメールをいただきました。
さかい先生
こんにちは。
先生のブログを「そうなんだよなぁ」と思いながら読みました。わたしはいまでも「学校のクラブに所属している」といえば
I belong to xxx
しか、思いつきませんが、belongの後ろにはほかの語がくることもあることは多読前から知っていました。というのも、わたしが仕事をどうしようかと悩んでいるときに
当時の同僚(?)のアメリカ人女性が丁寧な励ましのお手紙をくださり、そこにはYou belong in class.
とあったからです。
そのとき初めて、belong in という表現を見ましたが、「こういう言い方があるのか」と思うと同時に
とても温かい気持ちになり、ありがたく思ったのを覚えています。ところで、関連して(?)思い出したのが be good at です。
これもどうやら怪しいようで…。ある人がtwitterで英語の練習用のアカウントを作ったときに
「英語は得意じゃないので、間違いがあったら直して下さい」とつぶやいたのですね。
そうしたら、早速英語nativeという人からI’m not good at English. ではない。
I’m not good in English. であると。そのやりとりを見ていて「ひえーっ、good atよ、おまえもか!」ってなりましたよ。(笑
まだまだ、たくさんありそうです。
自分で発見できたら楽しいだろうなぁと思いますが、
それにしても、それを現在の職業柄、こどもに教えなければいけないというこのジレンマ!元同僚のYou belong in class.を信じてもうしばらくがんばります。
では、また。
slo
You belong in class. は大変な褒め言葉です。
「所属する」では何の意味もありませんね、この場合。
「あなたの生きている意味は教室で生徒を相手していることにあるのよ!」
ということです。こんな風な感じ方をした元同僚もえらいと思うなあ・・・
そして「ひえーっ、good at よ、おまえもか!」っていうのが、おかしくも真実を衝いている!
そうなんですよ、学校英語の害はあらゆるところにあるわけで、
学校で習ったことはほとんどすべて「見直し、洗い流し」が必要なのです。
わたしの頭を、みなさんの頭から学校英語を洗い流すために、
これからも記事を書いていきます。感想や意見や疑問や注文を送ってください
よろしくお願いします!