NPO多言語多読の多読講座は(すでにだれも講ずることはしませんが)
わたしが見学してきたサークルの中でいちばん先端を行っていると見えます。
もちろんいちばん歴史があるのだから当然です。
(といっても7年目が終わろうとしているくらいのもの)
そこで、多読講座がどんな風に運営されているか、紹介しようと思い立ちました。
いちばん大きな部分は二つ--読書相談とブックトークです・・・
*読書相談
読書相談の大事さは電気通信大学の多読授業以来まったく変わっていません。
読んできた本、途中で投げた本のことをよく聞いて次の本を提案する--
実にそれだけにつきます。ただしいまは本だけでなく、CDやDVDや
絵本や海外ドラマや映画やドキュメンタリーなども相談の話題になります。
英語が体に貯まってきた人から、読んできた(観てきた、聞いてきた)
作品について簡単な英語で質問をして、少しずつ英語のブックトークへと
誘導します。その詳細はまたいつか!
*ブックトーク
ブックトークはわたしの場合はNPO多言語多読の講座を担当するように
なってから始まりました。今も形を変えつつありますが、NPO多言語多読の
講座だけでなく全国のあちこちで、その楽しさ、大切さから多読サークルの
大事な柱になってきました。
電気通信大学では90分で40人の学生と話をしなければならなかったので、
ブックトークの時間はありませんでした。90分でだいたい3分の2くらいの
学生と読書相談をして、残りは次週まで待ってもらうという感じでしたね。、
読書相談は上に書いたように、次第に英語混じりのブックトークになり、
そのうち英語の間に日本語が混じるようになり、ついにはほとんど英語で
日本語ちょっぴりのブックトークへと進化します。
うう、きょうはここまで! 書かなきゃいけないことはいっぱいあるので、
とりあえず、現在までのところ「読書相談とブックトーク」が多読サークルの
柱だということだけ書いて、きょうは終わります。
それよりカイさんの投稿を読んでください。
カイさんはおおぶ文化交流の杜図書館の多読サークルのファシリテーターです。
すばらしいです! カイさん、ありがとう!!
*追記 大事なこと!
多読支援二原則は非常に簡単で、多読支援をする人は・・・
① 多読をしていること
② 一人一人の顔を見ることができること
です。
多読普及開始当初から変わっていません。点数も資格も何も関係ありません。
したがって、NPO多言語多読の多読講座のお手伝いは、これから少しずつ
講師ではなくなり、ただの仲間になっていきます。
ただし受講生より多少たくさん tadoku している方がいいかもしれません。
とくに次の作品を紹介するときに役に立つはずですね。
みなさんから意見や感想や質問をいただけるとうれしいです!!
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Facebook: 酒井邦秀
メール:
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