もう、感涙です・・・
おととい、3人の方から応援のメール(と勝手に思っています!)が届きました。
islaverdeさんの言語観、深い〜
これはislaverdeさんの記事を読んだある人。
そうなんですよ。深いんです。でも、それが分かる人も深いと思う。
そういう人が増えていくといいな!
いえいえ、日本人全員がそういう深いところでことばをとらえなくてもいいと思う。
わたしは結構厳しい、というか、冷たいんです。
(分かる人が分かればいい。分かる人だけで最底人のネットワークを作るのだ!)
で、そのislaverdeさんから再度メールが来ました。
話がそのまま進むときは、(時間的、論理的に)and therefore
話が戻ったり、方向が変わったり、assumptionの範囲が変わるときはbut howeverなのか。。。?
極論すれば内容は順接でも逆接でも関係なし。。。?
(そうしたらnotAbutBも特別な使い方じゃなくなるし)日本語は内容のみに焦点をあてて順接か逆接を決める?
なんか論文書けそうじゃない?っていうくらい私にとっては
一番おおきいテーマです。おそろしや、多読。
いやこれは深すぎてわたしもよく分からない。
(分からないのは英語がすでに血肉化しているからだろいう言い訳は・・・
もう使ったか!)
けれども、最初の2行なんていうのはほんと深そう!
たしかに論文が書けます。博士論文になりますね。
islaverdeさん、おもしろいから書いてみない?
そして最後の1行がまたいいでしょ?
そういう深い認識に導いてくれた多読に畏敬の念を表明!?
ちょっと我田引水が過ぎました。
(おまけ)
2)の話、私はむしろ、相槌を打つ人よりも、話していた人の内容が
衝撃的でした。
英語なら、てきとうな雑談でもああいう話の持って行き方はしないだろう
(そして相槌もああいう感じでは打たないだろう)
そこから違うんかい!っていう衝撃でした。
2)の話というのは、英語で話しているのに対して「はい、はい」をそのまま
定番の yes に直して、Yes. Yes. と相づちを打っていたという話。
islaverdeさんが衝撃を受けたのは Yes. Yes. という「定番英訳」ではなくて、
相づちを打たれた人の話の持って行き方だったんですね。
世界中のどのことばを二つ持ってきても、(つまりどのことばも)
「そこから違うんかい!」っていうくらい違うのだと思います。
それをわたしは「どうして英語が使えない?」で、ことばの遺伝子の多様性として
驚嘆の気持ちを書きました。ほんとに、世界中のことば一つ一つが
世界の認識の仕方、人間関係の違い、違いの認識の違い、もろもろの認識の違いを
残しているのだと思います。多様な認識の宝庫、今なら世界遺産なのですね。
最後にもう一度肚裡さんから・・・
酒井先生こんにちは。
定番って、「言葉の定番」ってことで言えば「慣れ親しんでいる言い方」という面もあると思われます。だとしたら、近頃普通に使われる「~でよろしかったでしょうか」「スタッフさん(のような使い方)」「(指導・教え)させていただいてます」などの言い方は良く耳にしますが、これらの言い方には少し慣れた(というか反応が鈍くなった?)かもしれませんが、いまだに親しみは持てません。
ましてや英語では、慣れ親しむ前に知識だけが入って感情か何かが抜けてるのでしょうか?
(上記の言い方に慣れ親しんでいる人が最近は多勢なのかはよく分かりませんが、そのうち酒井先生の前に「多読させていただいてます」と言う人は現れるのかな。)
以上 戯れ言でした。
肚裡
肚裡さんはたまたまわたしとよく似た感覚のようです。
「~でよろしかったでしょうか?」、「~させていただきます」などなど、
マニュアル通りみたいなしゃべりは身の毛がよだちます。
とくに「~させていただく」は、聞くたびに相手の悪意を感じます。
自分の好きなようにしようとしているだけなのに、こちらがそうさせているかのような
言葉遣い! あああ、いやだ!!!
定番報告、まだまだお待ちしています!
連絡先は
twitter: kunisakai
Facebook: 酒井邦秀
Skype: skunihide
メール: info atoma-ku tadoku.org
楽しみに待っています!