多読三原則の考え直し! 英語多読クラブ・岩手で特大の贈り物をいただいた!

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11月17日、18日と岩手県を訪ねて、二つの英語サークルを覗いてきました!
それはそれは楽しかったわけですが、その様子はKさんがFacebookに写真とともに様子を報告してくれました。ありがとう!
下のリンク先を読んでください。

英語多読クラブ岩手@やはパーク

ここではわたしが再会してすぐにハグしたHさんからもらった
多読三原則の①の考え直しについて、メモ・・・

*多読三原則の①「辞書は捨てる」は多読を始めたばかりのころは
絶対に守った方がいい。最近の講演では三ヶ月は「だまされたと思って」辞書は封印しましょうと言っています。

*昔から、わたしは辞書を使っていい場合のことも言及してきたけれども、Hさんのような古くからの多読ファンがいまだに辞書を使うことに「罪悪感」を感じているらしい。

Hさんは宮沢賢治の「どんぐりと山猫」に出てくるかわいいどんぐりのような人だけれども、近況を語る番になるときびしい眼になってわたしをキッと見詰めて、「多読を裏切っている」と話しはじめました。辞書を使いながら John Dower の Embracing Defeat を
3年かけて読む勉強会がとても楽しくて、勉強になった、と。

*そこでわたしが言ったこと
「辞書を捨てる」というのは「辞書から自由になる」ということですよ、と。
ここは辞書の使いどころ、ここは使わなくていい、それが自然に
できるようになることです、と。

そこからわたしはなんとCollins Cobuild などの英英辞典がどれほど
よくできているかを熱く語ってしまいました。多読講演会でも多読サークルでも言ったことがなかったのに!

加えてもちろんわたしは英和辞典がどれほどダメかもちょっとだけ熱く語りましたが。

*それだけ三原則の①の衝撃は大きいということか?
これはぜひこれからも言い続けなければ、と思ったのでした。

とはいえ①の原則は「衝撃が大きいから使い道がある」というのと
同じくらい「衝撃が大きいので悪い影響もある」(Hさんの抱えている罪悪感?)ということを今回痛感しました。

「辞書は捨てる」という劇薬の使い方はむずかしいぞ、と初めて
考えるきっかけになりました。
いまごろ? と思う人もいるでしょうけどね。

Hさん、Kさん、みなさん、ありがとう!

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