Bitesize Writing: だれもがすなるという「英作文ライティング」について

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Bitesize Writing のフォーラムについて、大事な点を指摘するメールが届きました。

「英作文ライティング」を意識させてしまっていいのだろうか、と。
いくつも大事なことを含んでいるので、うまくまとまらないかもしれませんが、
今後考えなければならない課題としてメモを残しておきます。

メールはこんなでした・・・

Bitesize Writing がどういうことか、 英作文ライティングがどういうことかも良くわかってないで書いているのに、そんなものをあきらかにされて、英作文ライティングを意識するようになったら、どうするんですか? 素直に書いているひとたちのことも考えてブログに書いてくださいね。

このメールをくれた人、ありがとう!

*わたしが提案することはほとんど全部、unlearn と learn の両面を持っています。
たとえば多読的シャドーイングは
「カタカナ音や極端形の音を洗い流しつつ、自然な音に変えていく」ことだし、
多読で辞書を使わないのも、
「一対一対応の訳語を荒い流しつつ、日本語に邪魔されない使い方を吸収する」ことですね。

Bitesize Writing も、
「英作文ライティングを洗い流しつつ、英語独特のリズムや流れを獲得する」ことなわけです。

*その考え方でメールをもう一度読んでみると、Bitesize Writing のおおよそは見当がついています。
たぶんこの考え方の先にことばを獲得することの秘密が隠れているという半ば確信はあります。
でも、それをわかりやすい言い方で表現できないので、実際に書いてもらって、
それを手がかりに bitesize をどう説明するか探っているところです。

*で、英作文ライティングはわかっています。
いくつかはっきりした特徴があります。
日本語を考えてから一語一語英語に直していく。
次に主語から始めて、一つ一つ文法に従って「置いていく」。
(だから、最初の一言を言ったときに文がどう終わるか、わかっていない。)

*英作文ライティングはぜひ意識してほしい。
ああ、わたしは英作文ライティングをやっているなと思い当たってほしいと考えています。
「素直に書いている」という点はその通りだと思います。
なぜ「素直に」書けるのか--それは学校で習った通りの英作文をしているからです。
それは上に書いた英作文ライティングなのですね。
一言で言うと、不自然だったり、意味が通じにくかったり、という傾向があります。

ほとんどの人がそうなのだから、自分の書き方は「英作文ライティング」だと、
まずは意識してほしいのです。

unlearn はそこから始まる!

では、ほとんどの人がやっている英作文を抜けるためにどうするか、
次回の記事で、またまた新しい提案をします。
提案を受け入れてある程度の期間 ゼロからの writing を続けてくれたら、
きっと英作文ライティングを抜けることができて、
「おお、Bitesize Writing って、わかってきたぞ」と思ってもらえるのではないか!?

そういう方向へのきっかけとして次の記事を書きます。お楽しみに!

追記
Bitesize Writing と 英作文ライティング の関係は
多読 と 学校英語の読解・精読 の関係に似ているようです。
いつか二つずつの関係をくわしく比較したいと思います。

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