土曜日の講座のある人から感想が届きました。
うれしいことがいくつもあるので紹介!
いつもお世話になっております、第2・4土曜午後の T です。感想文と言うか気が付いた事についてお送りいたします。
1.長文
少なくとも去年までは長文は読めない、辛い、めんど臭いと思っていましたが、気付いたらネットで英文の記事も検索するようになってきました。
知らない単語があっても読み進める意欲があります(余りに多いと萎えますが)。
順調に多読による変化が出ているように思います。
そういえば、新宿のSEGという塾でわたしが担当した多読1期生の
感想が「おかげさまで長文は得意っすよ」というものでした。
背の高い、「もう背が伸びないでほしい」という男の子でした。
「気付いたらネットで英文の記事も検索」というところ、
「気付いたら」がキーワードですね。すばらしい!
と同時に、変化が見えにくいのは多読・Tadokuの弱点でもあります。
唯一確実な「気づき方」は「昨日の自分」と比べることでしょうか。
2.英英辞典
前は読んでも意味が分からなすぎて、辞書を引く気が起きませんでしたが、
最近は英英辞典を引いて意味が掴めることが多くなってきました。
とはいえ言葉を説明する文章のイメージを掴むのは苦労します。
きっと少しずつ少しずつ「意味が掴めることが多くなって」、
「イメージを掴む」ことも自然にできるようになって、
いつか頭の中で映画が展開する!?
3.リスニング
YYYさんからBBCのラジオドラマ(シャーロックホームズ)を借りていますが、
ちょっと聞き取れる部分が増えてきました。
ラジオドラマを貸し借りというのは・・・! 絶句・・・
音だけで分かる、楽しめるというのはすごいことです。
体に音と映像がたまってきたということでしょうね。
かつて「カナダのお母さん」が映画とテレビドラマで300時間のあと、
BBCラジオの政治ドラマが楽しめるようになったのを思い出します。
これまでBlackCatシリーズで「割と分かるようになった」と思っていた所を、
このラジオドラマに打ちのめされたのですが、まあまあ分かるようになってきました。
最初は「なんか緊迫してるけどなんだろーなー……」と意味不明なまま進んでいたので、進歩です。これはシャドーイングをこのCDでやるようになってからな気がします。
速いものにはドンドン挑戦した方が、いまの私には向いている気がしています。
「いまの私には」というところ、いいですね!
自分自身の変化を自分で観察して対応できているのでしょうね。
ことばを使ういろいろな場面で自分で観察して自分で対応できるようになれば卒業ですね!
4.Instagram
この夏前頃からInstagram(SNS)で短文のコメントを書くようにしています。
写真のSNSのため画像が常にあることと、ネイティブのカジュアルな書き方などを
読めるのが面白いし勉強になります。
間違えてもいい、と決めてやり始めたのでまだ続いてます!
これを読んでなるほど、と思ったのです。
画像があるからコメントを書きやすいーーそうなるとInstagramもBitesize Writing の場として
利用したい! その時はいろいろ教えてください。
5.その他
Longitudeを読み始めましたが、1ページに約250語あるうち3~5%が分からない状態です。分からない単語だらけで読むのが苦しい、と思っていたので、数えてみたら意外でした。
以前から文章より音声の方が分からなくても気にならないような気がしていましたが、恐らく文章の場合、分からない単語は目に入ってしまうため、意識しやすいのかな?と推測しました。また、実際に辞書を引いてみると、その知らない単語は特殊なものが多いことも知りました。
(航海や地理用語など、小中学校などで習って知ってはいても余り日常では使わないかな、という語)
強大だと思っていた敵を知り始めたら、意外に強くないかも?と思い直しつつあるような感じです。以上
むずかしい本の文章をたとえれば
「やさしいことばの海に、ところどころむずかしいことばの島が浮かんでいる」
ということでしょう。
T さんの好きな分野の啓蒙書に少しずつ入っていくといいですね。
きっと小説と同じくらいわくわくしながら読めるはず!
(あ、でも、急がないでくださいね、やさしい本もたっぷり並行して・・・)
T さん、報告をありがとうございました!
そのまま、Enjoy English!
(でも実は今よりももっと広く、もっと深く、もっと楽しめるように
いろいろ考えています。お楽しみに!!)