多治見図書館がすごかった!

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きのう、5月17日は岐阜県多治見図書館で多読講演会がありました。

多治見図書館のホームページを見てください。また、twitterをフォローすると、
利用者のことをよく考えていることが分かります。Facebookページもあります!)

参加したみなさんの真剣さと図書館の(静かな)熱意に圧倒されました。

で、いろいろ驚くことがあったので、図書館多読の未来のために記録しておきます!

参加したみなさんの熱気がすごかった・・・!
熱心に耳を傾けてくださったこともうれしかったのですが、始まる前から休憩、交流会まで、
わたしや手伝いに駆けつけてくれたtadoku仲間に活発に話しかけたり、質問したり、
1時頃から5時まで(だったかな? わたしは時間も意識できないくらいだった)熱心に
多読について語り合いました。

かなり前から多読を始めていた人たちもいて、300万語読んだ、190万語読んだという人、
そして使い込んだ英英辞典とシソーラスを携えて参加した人も!
一方、多読ということばははじめて耳にするという人たちも食い入るように・・・

わたしが多読についてお話しした集まりは数限りなくありますが、
これまでにないほど「いきなり盛り上がった」講演会でした。
そしてそれにはもちろんちゃんと理由がありました。

図書館の態勢がすごい!
図書館長のKさんをはじめとして、新しいことでも利用者のためならどんどん
やってみようという態勢ができているのですね。なんと昨年9月に英語多読
コーナーができて以来、毎月読書会が開催されています!

(このサークルを図書館に提案したのは利用者の・・・えーっと、だれだっけ?
ごめんなさい、忘れました!・・・サークルの名前がうまい!
「多読クラブ じみ 読を しむ会」
ローマ字書きの頭文字をとって、TTT だそうです。)

その上、昨年9月の「英語多読コーナー」開始以来、豊田高専の西澤さんを
二度も招いて、多読講演会を開いています。ま、わたしはお膳立てを十分して
あったところにひょいと現れて、おいしいご馳走をいただいたようなものでしたね。

多治見図書館の(静かな)熱意がすごかった!
そんなしっかりした態勢に加えて、司書の I さんは静かな控えめなひとですが、
準備、広報から進行までしっかり組み立ててありました。
予定通り行かなかったことはいくつもあったのですが、
(たとえばせっかくORTを用意してくださって、多読仲間も何十冊も持ってきてくださったのに、
実際に手にとってもらえなかった・・・ Hugo Cabret の本なんか、きっとみなさん、びっくりまなこに
なったと思うのに、お見せできなかった!)
それはもちろんわたしが時間超過したためで、かなり大きな反省点です。

(みぃみぃさんもツイートしていましたが、多読・tadokuについてはあまりにたくさんの
智恵と知識が貯まってしまって、これまでのように1時間半で多読についてだけ話す、
というわけにはいかなくなったのですね、第一に。
第二には、今回のように、多読を初めて耳にするひとから300万語も読んだ人まで、
講演を聞く人の幅が広がって、その分話したいことが増えました。
第三には、蓄積された話題の中で、とくに音と「ことばの氷山」関係のことが
省略されてしまう・・・)

それから館長さんの K さんにも驚きました。すばらしいリーダーシップだと思われました。
これからもずっと図書館長でいてください!
多治見図書館を「図書館多読のリーダー」にしてください。協力は惜しみません!)

では、写真をお目にかけましょう。
(写真はすべてパッチさんが撮ってくれました。ありがとう!)

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まず満員にびっくり! 定員の60人も交流会の定員40人も早々に埋まって、「満員御礼」!

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英語多読コーナーの展示も心がこもっています。真ん中は多読三原則。

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真ん中は利用者のみなさんが作った多読本の紹介!!!
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英語多読コーナーはこんな感じ。天井に看板!

とうわけで、熱い、けれどももっと時間のほしかった講演会+ワークショップ-ワークショップでした。
多治見のみなさん、また伺いたいです! 多読クラブにもまじりたい!!

追伸
I さんがペンギン本のことを参加者のみなさんに薦めてくださって、
制作に関わった Mさん、Mさんとわたしはとてもうれしかった!
もう一つ、わたしはどこの講演会に行くときも、2010年に開催された
第1回多読祭りのときに制作された「多読祭り瓦版」を電子ファイルで送って、
参加者に配ってもらいます。今回もあのときのまま配ってもらいました。
瓦版を作ってくださったみなさんに、感謝!

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