今ごろなんてことを! と憤る人もいるかもしれません。
さかいさんが効果があるというから今までやってきたのに、
今ごろ「効果がありそう」なんて言い出すのか、と。
いや、その、そう言われると返す言葉はありませんが、
一応、「これまで以上に」効果がありそうと思わせる例が出てきたということにしてください・・・
シャドーイングによる変化をどう見定めるか--わたし自身はシャドーイングで変化したと感じているし、
うちのかみさんの変化も、あれはシャドーイングのせいだろうと見ているのですが、
わたしにしても、うちのかみさんにしても、ほかのこともいろいろやっているので、
たしかにシャドーイングそのものによる変化がきれいに顕れたとは言いにくい面があります。
その点、NPOの英語多読講座を受講中のある人の変化は意外なところで、まちがいなく
シャドーイングによる変化と言えると思うのです。その変化とはなんと、イギリス訛り!
そんなことがシャドーイングの効き目を明らかにするとは、まったく考えていなかった・・・
この人がイギリス英語を気に入ってシャドーイングし始めたのは講座を受講してからのことです。
それまでどんな英語の勉強をしていたにせよ(そもそも社会人になってからは何もしてこなかった
そうですが)、イギリス訛りの英語で話していたはずはない・・・だからこの人の話す英語の癖
(訛り)は受講し始めてからあとイギリス英語を中心にシャドーイングや聞き読みや、字幕なし
シャドーイングを続けて身についたものと考えていいだろうというわけです。
そう考えて良さそうですよね? どう思いますか? ほかの解釈もできる??
そうだった、もう一つ記録しておくべきことがありました。
この人のイギリス訛りはシャドーイングや朗読の時だけでなく、small talk の時にも
はっきり出ます。これはシャドーイングで口にしていた音の癖が「自分からしゃべる時にも
感染することを示していると思います。