20120515 劇薬シャドーイングについて -- 多読的スピーキングにつながる?

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(2012年5月25日にいただいたメールからです。
ほかにもたくさん下書きがあって、遅れ馳せながら少しずつ
公開していく予定です。)

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これは今までになかった報告です。

* 外国に留学中に劇薬シャドーイングをしてみた
* しかも劇薬シャドーイングをした人と、それをすぐそばで見ていた人、

両方の感想です。

まずは観察していた人の報告です。

[娘の]劇薬シャドーイングの素材は、
映画ジェラシックパークⅠ/メンインブラックⅠⅡです。
全部で3時間ほどだそうです。

[娘が]英語圏の方々 — 教授や大学関係者が主ですが — と、話をする場に度々居合わせています。

以前は、
1.まず話をする前に時間を取りまして話を頭の中で纏めてました。なので、直前は話し掛けられませんでした。
2.話し始めましても、途中何度も話を纏め直して 話しをし直していました。
3.ろれつが回らず、また話を纏め直す時もつっかえたりしてました。
4.一度では話し忘れが有り、再度話す必要が有ったりしました。

劇薬シャドーイング後は、
1.事前に話を纏めずにその場で瞬間的に話を纏められます。
2.話の途中で話を纏め直す事も全く有りません 。
3.すーっと一気に滑らかに 全くつっかえる事無く、シャープに話し終える事が出来ます。
4.二度手間も無くなりました。

効果は歴然です。短期間で別人の様に替わりました。

すごいでしょう?

ただ、幸いわたしはこの「娘」さんとも常に連絡を取っているので、
Skypeでさっそく「本人」の感想を尋ねました。

Skypeのチャットなので、要点だけ報告すると・・・

本人としては、実感がない

という素っ気ない感想。
でも、多読による変化は往々にして「自覚できない」ということがあるので、
ま、もっと研究資料が集まるのを待ちましょうか。

お二人に、ありがとう!

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