音は落とさないと・・・

2010年5月31日
カテゴリ : 多読的シャドーイング
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土曜日の「蘊蓄オフ会」の続きです。

ある海外ドラマの途中に

We are cooking up something big here.

という台詞が出てきました。
それで、これをドラマの台詞とおなじ時間で言ってみようとわたしが言い出して・・・

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そのドラマは Damages で、その Series 1 Disc 1 の 43分35秒から

  We are cooking up something big here.

という台詞があります。時間にしてせいぜい1秒ちょっと・・・

もしみなさん、このドラマを手に入れることができたら、やってみませんか?
果たして1秒ちょっとで言えるものかどうか?

まずまちがいなく言えないと思われます。

とくに一つ一つの音を全部声にしようとしたら、早口言葉のようになり、
ただでさえ言いにくい英語の音ですから、途中で引っかかるでしょう。

ではどうする?

上の文で使われている文字は、実際の台詞ではすべて声になっているわけ
ではありません。

何度も聞いて、聞こえない音はどれかをたしかめて、
聞こえない音は声にしないようにしてください。
それが英語の音と日本語の音の根本的な違いを意識すること、
つまり、日本英語の音を洗い流す unlearn の第一歩でしょう。

ではその先に何があるのか?

ここでははしょりますが、結局文全体のシャドーイングだろうと思います。

わたしの悩みを聞いてもらった蘊蓄オフの収穫を、取り急ぎメモ書きとして・・・