【新たな旅立ち・・・】 朋あり・・・ 「じゅん」さんからメールふたたび!
2011年3月 6日
カテゴリ : 多読的シャドーイング
タグ: MP3, 劇薬シャドーイング, 朋あり遠方より来たる
じゅんさんからふたたびメールが届きました。
(下書きの数はいくつになったのでしょう? 80を超えていることはたしかです。
すでに、最初から順番にということはあきらめて、今の話題から着実に記事に
して、余力のできたところで遡ることにします。)
で、大事な提案もあり!
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さかいせんせーへ
劇薬シャドーイングを2ヶ月続けた結果を報告します。
ちょっと長文ですが、今しか書けない報告だと思うので、感じたことをなるべく書いてみました。
そうそう、最初に書いておきます、『ブログへの引用はOK』です。
じゅんさんは劇薬シャドーイングをやってみます!と、
最初に手を挙げてくださったのでした。
酒井先生にメールを出してから、挫折1号は嫌かも、とちょっと気合いが入って、
しばらくは休みの日以外もやるようになって
でもやっぱりおもしろくないので最近はサボりがち・・・挫折1号への道がかなり近づいてます。
このメールのタイトルを挫折1号宣言にしようかと思っているくらい。
1月1日から2月末までで、のべ30日×10分=約5時間ということで、
目標10時間ということだったので、その半分まではやったんだけど・・・。
挫折1号宣言にしてくださいな。
半分までやってくださって、ありがとー!
とりあえずじゅんさんの劇薬シャドーイングはここまで・・・ということにしましょう。
で、じゅんさんに(そして、ほかにも「挫折」したみなさんに)
新たな提案があります! 最後まで読んでください!!
さて、この2ヶ月間の報告&感想です。
●いろいろな言語を試してみるべきかとも思ったけれど、せっかく続いているので同じ素材(フランス語)で
ほぼ1ヶ月ずーっと継続してみた。1月は12月27日のニュース、2月は2月7日のニュース。
意味は全くわからないし、完璧にできることもないから、出だしの部分くらいは覚えたけど同じ素材でも飽きることは無かった。
●楽しいかというと、全然楽しく無い。やらなきゃという義務感でなんとか継続。
ただ、英語のときにあった嫌悪感や負担感(これは多分、自分が聞き取れる単語なのにきちんと音に出せないことについてだと思う)はあまり無い。
フランス語でも音としては聞き取れても言えないところはたくさんあるのに、
意味がわからないせいか、どうせ全部言えるわけないんだから、と思っているせいかあまり気にならない。
うんうん、そのへんは予期した通りですね。
その「どうせ全部いえるわけないんだから」っていうところが「劇薬」の所以です。
●英語でシャドーイングにチャレンジしていたころは、多読・多聴と並行だったので読むこと・語数を達成すること・難しいレベルが読めるようになっていくことの方が面白くて、面白くないシャドーイングをやる時間がもったいなかった。
今は、多読していない、語数カウントもしていない、多聴も飽き気味なので、
面白くないことにちょっとなら時間をかけてもいいかな、と思えるので多少続いたのでは、と思う。
そうですね。劇薬シャドーイングはおもしろくない可能性が高い!
●少しづつ言える部分が増えて行ったので、それが(あえて言えば)ほんのちょっとだけ面白い。
最初はこんなの絶対に無理って思ってたけど、少しづつもごもごとか、唸っているところからちょっとだけ言葉っぽくなってきた部分が出てきた感じ。
次はもうちょっと発音してやる!みたいな、ゲームをクリアする感覚がある。
(これが具体的に点数化できると、もうちょっとやる気がでるかも・・・80点以上でクリアで難易度別になってたりで、フランス語レベル1クリア!ポルトガル語レベル3クリア・・・とか面白そうかも)
もごもごシャドーイングから少しずつ霧が霽れる感じは学生たちのうまく行った場合と
同じのように思われます。
各国語で、点数化というのは、できたらおもしろそう!
理解度ではなくて、「っぽさ度」でいきたいですね、タモリの4か国語麻雀のように。
●ただし言える様になった部分はそれ以降、逆にカタカナチックになって行くような気がする。
言えない部分もまだまだ多いのでほぼ全部言えるようになるまでこのままチャレンジすべきか、このあたりで題材を変えるべきかと少し悩んだ。
はい、そのあたりも授業の学生や多読サークルの社会人で見ています。
題材を変えたほうがいいでしょうね。
ただし、意味がわからなければそのまま続けてもいいかもしれません。
意味が分かるようになるとカタカナに変換してしまう傾向があるようです。
読む・聴くなら、内容を楽しめるかで判断ができるけれど、シャドーイングは自分の状態がいいのか悪いのかわからないので、題材を変えるべきかどうかの判断が難しい。
それはそうだと思います。
授業でも、サークルでも、わたしが替え時を計っていた・・・
●パソコンの前に座ってやる時間を取るのは大変なので、洗濯物を干す時間と、会社帰りの駅⇒家の徒歩区間でやったので継続できた・・・どちらも10分くらいの時間なので、これが10分強のPodcastと丁度いいので上手くできなくても、ついていけなくても、とにかく10分通しでやるようにした。
口が疲れて息切れもするので、5分の方がいいかもしれない。
途中付いていけなくて、10~30秒くらい休憩して再開するなんてこともよくあった。
ほかの人の参考になると思います。
●平行してずーっとAudibleを聴いているけれど、英語の聴こえ方には、全然変化が無いような気がする。
無理やり変化したと言えば、音に注意して聞くようにすれば、気がつくことが増えたかもという程度。
例えばandのアが日本語のアとは違う音だというのをきちんと認識しながら聞けるというのか・・・
(あくまでも↑音に注意して聞いたときで、話を楽しんで聞いているときにはそもそも音のことなんて意識していない)
なるほど・・・
楽しんで聞くのは絶えず続けてください!
●アウトプット(話す・書く)はやっていないので、変化は不明。
はーい。いつか何か変化があったら、知らせてください。
●次の1ヶ月は違う言語にしてみようかなーと思っているところ(でも継続エネルギーが無くなってるから無理かも)。
継続エネルギーがあったら、世界中のインターネット放送を探して、
「これだったら、なりきり、もごもごでも楽しいかもしれない」ということばを
見つけて、やってみてください。それなら継続エネルギーが継続するかも?
でも、そんなことばを探すのには相当なエネルギーがいりそう・・・ 矛盾だ!
こんな感じです。
今のところ劇薬シャドーイングは私に効果をもたらしていないようです。
というか、どんな効果があるのか?何を期待すればいいのかもよくわからないです。
言葉が区切りで聞こえるように?わかるようになる?
Audibleが聴けるようになるというのも、どこかに書かれていたような気もするけど、すでに聴けているので、もうこれ以上変化が無い?
申し訳ないです。
はっきり、何時間やったら、こうなります!と、言い切れるほどの資料がありません。
でも、気長にみなさんの報告を待ってください。
いずれある程度のことは言えるようになると思います。
In the meantime、最後の提案を聞いてください!
基本的に音は苦手で、聞き分けられない音も多いので
(発音のテストなんかだと、そもそも違って発音されているはずの音が全部同じにきこえるくらい酷い・・・
それでもAudibleちゃんと楽しめます・・・何故だ?)
それが、なにか変わっているという気もしない。
基本的音は苦手、というのは心配しなくていいです。
日本語はちゃんと聞いて、話せるんでしょ?
だったら、ほかのことばでも同じこと、の、はず・・・
結局多読でも効果がすぐにある人と無い人がいるのと同様に、
劇薬シャドーイングにも効果がある人と無い人がいるのでは?
それはこれまでのバックグラウンドだったり、性格だったり、やり方だったり。
はい、そうだと思います。
それで、どういうやり方、どういう性格、どういうバックグラウンドだと
変化がでやすいか、といったことを調べていきたいと考えています。
それで、おもしろくないことは止める、というのが原則成り立つとすると、
私にとって、シャドーイングは止める、になってしまう。
効果がある人にとっては、それなりに面白く感じて続けていけるのでは?と思うけど効果がすぐに感じられない人にとっては、
こんなことして何になる?って思うだけなんじゃないかと・・・。
今のままのやり方だと、効果の計り方が難しいです。
劇薬シャドーイングにも、いろいろやり方があると思います。
劇薬で・・・ なりきりで・・・ ニュースを読む口元だけをまねして・・・
知らない外国語のドラマで・・・ 好きな俳優、女優の調子をまねて・・・
英語の極端に速い朗読CDを倍速、倍倍速にして・・・
などなど、これからもいろいろ提案していきます。
比較的楽しく、10時間できるような方法を・・・?
こんな状態ですが、一応10時間までは継続してみようかと思っています。
うーん、できるかなぁ、かなりハードル高いかも。
なんだかもうしわけないです・・・
そうそう、今年からシャドーイングと同時にもう1つ新たにチャレンジしていることが。
これまで聴いているのがエンターテイメント系の本(ほとんどがミステリー)だったので、それ以外は聴けないのでは、と不安になって、
CNN STUDENT NEWS というポッドキャスト(ビデオキャスト)平日毎日聴いてます。
これなら、2度聴くだけで6割~8割程度理解できます(1度だと4割~6割くらいかな)。
これは無料で聴けるので、聴いていただければ私の現在のヒアリング能力が
さかい先生にもわかるのでは?と思います。
これの聴こえ方が変わってきた、とかも残念ながら無いです。何かサジェスチョンがあれば、是非ください。継続するエネルギーになると思うので・・・。
じゅん
そこでサジェスチョンです!
じゅんさん、ご自分のシャドーイングを録音して、メールに添付して送って
くれませんか? ほんの10秒くらいでいいです。
これはもともと「じぇい」さんにわたしがメールで提案したことですが、
昔から考えていたこの方法を、じぇいさんから届いた個人メールを読んで
思い出したのです。
じゅんさん、じぇいさんで録音添付がうまくいったら、
ほかのみなさんにも送っていただきたいと思います。
(もし、録音、添付が面倒なら、Skypeで聞かせてください。
ただし、Skypeだと緊張してしまうかもしれませんね。
わたしとしてはどちらでも大丈夫!)
じゅんさん、どう?