NEOさんの背中

2010年5月18日
カテゴリ : 多読的シャドーイング, 多読的おしゃべり, 多読的ライティング, をさなごのやうに
タグ: , , , ,

わたしはみなさんの背中を蹴飛ばしたいのだと、何度か書きました。

みなさんには、聞くことは言うに及ばず、話したり、書いたり、する準備は
十分できています。

それなのに、なかなか読むことから聞く、話す、書く、へと歩み出さない人たちが多い!

***********************************

で、実は次々と歩み出した人たちもいるのですが、
そういう人たちがまた、「いえいえ、わたしなんか・・・」とか言って、
step forwad しない!

先日ご紹介した「ぴ~ママ」さんなどは典型的ですが、
そういう人たちは蹴飛ばそうにもぼくの短い足では届かないところまで
進んでいるのに、なかなか歩み出していることを報告してくれない!!

だから、NEOさんがどんなに「しつこく」いろいろな歩みを報告してくださるのは
実にありがたいのです。

いや~先生、しつこいくらいメールしていますが、NEOです。
黙っていられない性格でして・・・・・・
やっと、開き直る事が出来た事がうれしくて、
多読8年目にして、やっと飛び出せました。
私も書き出しました。

ほかにもいますよね? 書きはじめた人たちが。

近いうちにそういう人たちの一人の書く英語が、どんな風にはじまって、
それからどうなって、いまはどうなっているかを報告できるはずです。

自分のできない事、自信のない事をAちゃんやSくんなど見せてきたし、
自分は先生でないから・・・一緒に成長していくといい続けての多読支援でした。
それでも、二人とも成長してくれたのもあり、

そういう姿を出していくのが良いんだあ~と思い、(変な意味での自信)
自分のブログでも出来ない私をさらけ出す事にしました。
そしたら、気が楽な事。
eさんもドンドン出していかれて、その影響もあります。

「自分はできないこと、それをさらけ出すこと」--それがいちばん大事な
「はじめのいーっぽ」でしょうね。

そういう姿を出すこと--自慢じゃありませんが、わたしはもう50年以上前から
さらけ出しております。いわゆる「間違いだらけ」の英語をどんどん話すし、
書きます。

たとえば大学の休憩室で英語が母語の人と話していると、
日本人の先生方が「酒井はどこを間違えるか?」とひそかに、熱心に
耳を傾けているのがわかります。

わたしは気にしません。わたしはよく he と she を間違えたり、
過去形の質問のときに、Did you red XXX? XXXは読んだ?
と言ってしまったり、自分でチェックすれば赤恥だらけなのですが、
いいんです!

ブログでは、Wさんからのコメントに対しての返事で
私のコンプレックスなど英語で書いています。

実は数ヶ月前に、帰国子女の人たちはたいてい

  「英語にコンプレックスを持っている」

という話があるところでおおいに話題になりました。
これについてはまた場所を変えていつかお話ししますが、
コンプレックスなんてものに負けちゃいけまっせん!
恥ずかしいっていうのは、大体誇大な場合が多いのです。

やっちまえば、なんとかなるさ!

Wさんのような方でも英語を書くのをためらっていらしゃったのです。
私がすごいな~と思う英語の先生でもそうなんだ~と、ますます気楽になりました。

Aちゃんの手紙もきっかけになって
みんなで英語でコメントをし合っています。
気心が知れた多読仲間ですし、本音トークで英語が
気楽に溢れてくる感覚です。

みんな fluency over accuracy を基本にしているので
間違っても大丈夫と安心して書けます。
寛容な心でスルーする業をみんなが持っているのがいいです。

以前は英語は話せても書けなかった。
多読・多聴・シャドーイングの恩恵はすごいですよ。
気楽に楽しくやる。そこから自分のプライドや殻をやぶる事ができるかなんでしょうね。

では、私のいい加減な英語で恥ずかしいのですが、
私のブログを眺めてください。皆さんのコメントの温かいこと。
それがうれしいです。
http://plaza.rakuten.co.jp/enjoyreadingclub/diary/20100421/

 楽しみでしょう、このブログとコメント!

きっとみなさんの背中をそっと押してくれるに違いありません。
どうぞ見に行ってください!

たくさん話して書いて、間違えながら、少しずつ整っていきますよ!!

(おっと、もっと大事なことは、正しいことより、言いたい気持ちです!)