劇薬シャドーイングについて、つくづく反省

2011年11月17日
カテゴリ : 多読的シャドーイング, 多読的おしゃべり, 多読的ライティング, をさなごのやうに
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要するにわたしは自分が言ってきたことを何一つ、自分ではやってないのではないか?!

多読もやっと最近できるようになったばかり、
「シャドーイングは耳と口を直結して!」とか言って、
実は自分ではしっかり頭を通過させていたり、
劇薬シャドーイングも車に乗って、各国語ニュースをやっているときしかやらないし・・・

特に厳しく反省を迫られたのは、「XYZ」さんの音読を聞いたためでした・・・

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これはもう書きましたが、XYZさんの音読の速さはすごいのです。
初見の英文を英語らしいリズムとメロディーで、おそらく150wpmくらいの速さは
出ているのではないだろうか?

わたしはとてもあの速さでは音読できません。
しかもわたしの場合、初見ではなく、何度も読んだ文章でも訥々と、つまづきながら
になってしまう・・・

いや、考えてみれば、このショックは数年前にごくゆっくりの英文をシャドーイング
していたHiくんに初見の音読をしてもらったときに、気がつくべきだったのです。
おそらくわたしはXYZさんはおろか、Hiくんの速さでも音読できないと思います。

(Hiくんの音読の素材はOxford Bookworms Library のStage 2 でした。
Hiくんがそれまでにやっていたシャドーイングもその辺までの速さのものですが、
Hiくんの場合、英語の音に慣れていなくて、聞いている英文は内容を理解
できませんでした。遅い英語の朗読ですが、十分劇薬シャドーイングに
なっていたと思われます。)

いまごろになって、よくよく考えてみると、わたしのシャドーイングは見事に
頭を通過させて、その上一つ一つの音や音の落ち方を正確に出そうと
しています。

え~ん・・・

Hiくんの例、「ako」さんの例から、わたしは自分のシャドーイングが音の吸収の
壁になっていることをとっくに悟るべきでした。

え~ん・・・ え~ん・・・

もう一回やり直しですね、これは・・・
あんなに長い間、30年くらいもシャドーイングしてきましたが、
結局英語のリズムやメロディーは身につかなかったのは、
頭を使っていたからですね。

え~ん・・・

でも、ついにここ数ヶ月で多読できるようになった(らしい)のだから、
シャドーイングだって、いつかは本当に英語の音をそのまま繰り返して、
英語の音らしさを吸収できるようになるはずです!

そうなった先にわたしを迎えてくれるものはもう見えています!

おそらく決まり文句が、何も考えないのに、さらっと口から出てくる!
いまおそらく70%か80%しかわかっていないのに、全部分かった気に
なっている映画やドラマのセリフが、鮮やかに聞こえてきて、
なんでこんなのが聞こえなかったのかなあ?と言い出す!

そして、書く文章にリズムがもっと出てくる!

(実は今でも、書くときの方がリズムが出ていると思う。
話すときはとてもリズムなんて出ていない。聞き苦しいだろうなあ・・・
書くのはゆっくり時間を掛けられるから?
でも、今でも日本語を書くのと変わらない速さで書けてると思うんですけどね。)

学校英語の権化だったのですよ、わたしは、結局・・・

みなさんは、多読と多読的シャドーイングと多読的ライティングで、
わたしのような横道、脇道、ねじれ道を通らないようにしましょう!

(やっぱりわたしも学校英語の犠牲者だったんだ・・・)

これについては近いうちにもう一つ記事を書きます。
きょうはもう寝ます。あしたは世田谷多読クラブの多読講座だから!

楽しみ!!!