おめでとう! 一関・英語多読を楽しむ会30回!! 記念の感想集です・・・

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図書館多読がかなり広がってきて、図書館を中心とした多読を楽しむ会も
あちこちにできてきました。

「一関・英語多読を楽しむ会」はその中ではまだ新しい組に入ります。
けれども足取りのしっかりしていることはたいしたもので、
(Haraさんという発案者のあわてず・あせらず・あきらめずがすごいのです!)
わたしはときどき報告していただいて、胸を熱くしております。

今回は30回記念ということで感想を送ってくださいました。
多読を知って、みなさんそれぞれに何かから「解放」された様子が
伝わってきて、わたしの胸はさらに高鳴りました。
近いうちに参加したい!

Haraさんから届いたメールをそのまま紹介します。

おかげさまで一関・英語多読を楽しむ会は1月に30回目の集まりを持つことができました。その時にメンバーの皆さんから寄せられた声をお届けします。

【一関・英語多読を楽しむ会】

おかげさまで1月に30回目の集まりがありました。その時にメンバーのみなさんから寄せていただいた英語多読あるいは英語多読を楽しむ会への感想です。

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ORTから始めて、単語にあまりこだわらない読書が身についてきました。といってもそれで良いのか、迷いながらの多読です。読んでいる場面が映像化できずにイライラしたりありましたが、酒井先生の言葉の通りに「本のせいで読めないんだ」と思ったら楽になり、今は「Little House on the Prairie」を楽しんでいます。
(Kyokoさん)

すばらしいですね、この変わり身!
おそらく単語にこだわる几帳面な読み方はKyokoさん本来の性格からは
離れたものだったのでしょうね。
だから2年ちょっとで「いい加減な読み方」でもイライラしなくなった!

そして今は Little House on the Prairie! それもすごいことですが、
ぜひやさしい絵本も続けて楽しんでください。(余計な助言だったかな?)

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自由に来て、いろいりな本を自由に読んで、評論出来るのが楽しいです。
(Jae. Jさん)

ああ、そういう雰囲気ができているというのはみなさんの気持ちがうまく
合っているからですね。(集まりによっては、「みんなで一つの本を
読みましょう」とか、「単語を毎週10個ずつ覚えましょう」といった提案が
善意から出てきて、ほかの人を縛ってしまうような場合もあるのです。)

Jae. Jさんはうまく溶け込んでいる--というか、そういう「ゆるさ」が
肌に合ったのでしょうか? そのまま気分よく読み続けられますよう・・・

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本日4回目の参加です。(徐々に)単語の意味にこだわらず筋の面白さで読めるようになっています。まだYL0.6-0.7の段階ですが、順を追って語数の多い本に挑戦していきたいと思います。
(EKOさん)

4回目でもう「(徐々に)単語の意味にこだわらず筋の面白さで読めるようになって」
いる! 老婆心(老爺心?)でついつい指導じみたことを書いてしまいますが、
EKOさん、ぜひやさしい絵本もずっと楽しんでいってください!

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最初の1時間で一編短編小説を読みました。YLや語数など、はげみになる目標が設定されているのがよくできていると思いました。絵本のすばらしさを再認識できました。
(Joshiaさん)

会の中で読み終わったのですか? その集中力もすごい!
YLや語数ははげみになる一方で、楽しさを横様に外してしまうこともあって、
多少注意が必要ですね。でも、Joshiaさんの場合は絵本のすばらしさも
ご存じのようだから安心!

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現在多読の語数は、127万語。YLは1.4~4.0を読んでいます。
今までで一番おもしろいと思ったのは、やはりMagic Tree House シリーズです。
学校で学ばなかった単語もいくつかありましたが、毎回出てくるので、だんだん自分の中に入ってきて「ストン」と落ちた感じって、いいですよね。

最近”The Secrets of Droon”を読みましたが、このシリーズもアドベンチャーで楽しそうなので読破したいと思っています。

それから、「100万語を達成したらどう変化するか」を知りたかった私ですが、劇的に変化を感じることはあまりありません。ただ、久しぶりにTOEICの問題のCDを車の中でかけた時に、スピードに驚くことはありませんでしたし、本を読むのも少し早くなったかな、と感じています。
(鈴木さん)

2年ちょっとで100万語を超えている! 語数もペースも頼りすぎるのは
よくないとしても、やはり驚異的ですね。だれにも強制されていない、
試験されるわけでもない、そういう状況でこのペースで読み続けられる
というのは、やはり一緒に歩む仲間がいるから?
いや、教室のように「強制や試験」がないからこそこんなペースになったの
かもしれません。

それにしても・・・
「学校で学ばなかった単語もいくつかありましたが、毎回出てくるので、
だんだん自分の中に入ってきて「ストン」と落ちた感じって、いいですよね。」
・・・「多読三原則で単語が身につくのか!?」という人に聞かせたい!!

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英語多読は「目からうろこの魔法の三原則」

「辞書を引かない」
引かないとイライラするのは言葉に正解があると思っているから。でもそれは   受験教育の延長では?言葉は本来曖昧で膨らみを持っている不思議なもの。自分の感性を信じても良いと教えられる。

「分からないところはなかった事にする」
書き手のリズムは圧倒的な力で読み手を引っ張って行く。思わず夢中になるところには不思議に難しい言葉が ないと感じられる。ここが描きたかったんじゃないか作者は!なんて妄想しちゃえる。

「つまらなかったら読まなくてもいい」
本は作者の慰みでもある。それを読むのは私の慰み。波長が合うも合わぬも巡り合わせ。楽しけりゃどんどん読める、読めたつもりに。細かいことを気にせずに読んできたなら、ついでにもっと大らかになればいい。

多読って自立した大人になるってこと?子供の心を忘れない・・・
(HIROさん)

これはもうなぁーんにも付け加えることはありません。
Happy reading! だけ・・・(脱帽)

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英語多読を始めて4年半です。英語の勉強でもいわゆる習いごとでもこんなに長続きしたのは初めてです。
易しい本から順番に読む。どんな本が易しいのか情報がある。”勉強”ではなくリラックスして読書を楽しむ。何を身につけなければいけないのではなく、いつの間にか難易度の高い本が自然に読めてしまうという不思議さです。多読を楽しむ会に参加して刺激を受けているのも続いている理由かと思います。
おかげで読書という形で毎日英語にふれることが出来ています。
・1冊目の時:やった~!初めて英語の本を読み終えたぞ!といううれしさ。
・20万語の頃:それまでは日本語に訳しながら読んでいたのに、いつの間にか英語のまま読めるようになっていた。
・100万語の頃:だんだんと単語のかたまりの単位で読めるようなってきた。
・300万語の頃:子供向けの本の世界は自由に散歩できるようになったそ!
・400万語の頃:頭の中で発音しながら読んでいる。TVドラマのように頭の中で登場人物が発音して演じてくれるようになってきた。
(Haraさん)

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Haraさん、いつもありがとうございます。
いや、いつも、というより、はじめっからありがとうございました。
一関市の図書館多読はHaraさんが多読用図書を寄付して、
そこからじっと見守り続けて、司書さんの熱意に火がついて始まったと
言っていいと思います。

改めてありがとう! また報告をお願いします。
近いうちに伺います。遅くも5月頃には!?