NPO多言語多読と多治見図書館が共催した第3回「図書館多読への招待」シンポジウムの
報告は今回で一区切りです。
(ほかにもいろいろあるのですよ。けれどもそろそろ次の段階に移らないと
今度はそちらが溜まってしまうので。)
で、今回は会場で出会った新しい波について・・・
エンジニアが多読を武器にしようと立ち上がった!?
その名も Wings of Engineers!
今にも世界に飛び立ちそうでしょ?
Wings of Engineers というサイトを運営するのは、シンポジウムで質問の時間に
なった時に、すかさず手を挙げた女性です。
これから紹介する「エンジニアのためのウェブサイト」を一人で運営する Tさんです。
シンポジウムの終了後いただいたメールをそっくり紹介しましょう。
図書館関係者および多読推進者の皆さまへ
(※ 第3回多読シンポジウム(11/27)にて名刺交換した関係者の方へご連絡しております)
お世話になります.
%%機械のTと申します.
先日の多治見でのシンポジウムでは,多くの知見と様々な情報を頂きありがとうございました.
今後も多読を続けていくための大変有意義な刺激となりましたこと,関係者の皆さまにはお礼申し上げます.
本日は Wings of Engineers(ウィングズ・オブ・エンジニアズ)という
「技術者のための英語力向上のための取り組み」をご紹介させて頂きたく,ご連絡いたしました.■ Wings of Engineers(ウィングズ・オブ・エンジニアズ)
http://wings-of-engineers.jimdo.com/
この活動は「(英語の苦手な)技術者が国際社会に通用するために何をすればよいか?」
という自分自身への問いかけから,技術者の英語力向上のために立ち上げた取り組みです.
活動の一つとして,多読(インプット)+ 発表(アウトプット)をセットにした
一日完結型のワークショップを,多読図書館が併設された施設で行っております.
9,10月は岐阜大の図書館で行い,来年度の1,2月は各務ヶ原の図書館を予定していますが,
参加者が大阪・名古屋・岐阜という地域に渡っていますので,他の地域での図書館の開催も
考えております.何か情報がありましたら,ご一報頂けますと幸いです.
おもしろいですねえ! 技術者が世界に羽ばたくための翼を一緒に育てていこう
ということなのでしょう。上のサイトに行ってみると、技術者のみなさんの痒い所に
手が届くサイトを目指していると、部外者ですが、わたしにはそう見えました。
こういう活動は初めて知りましたが、すでに岐阜大学の図書館で技術者に多読を知らせる
ワークショップをやっていて、1月と2月には各務原市の図書館で開くそうです。
(くわしくは上のサイトを見てください。)
この先、Tさんが主宰するこのサイトを通じて技術者のみなさんがどんな風に
Tadokuを利用するか、非常に興味深いですね。
Tさん、ぜひこれからもワークショップの開催予定、ウェブサイトの更新などを
NPO多言語多読に知らせてください。広報のお手伝いをします。
それから一つ提案! 豊田高専の西澤さん、吉岡さんを招いてTadokuワークショップは
どうでしょう? きっとエンジニアのみなさんの希望と必要にぴったりの話を
してくれるんじゃないかな? どうでしょう?
とにかく Tさん、あなたの行動力には脱帽です。
これからも一緒にTadoku を広げていきましょう!
I wish you and your workshops very best of luck。