劇薬シャドーイング再訪

2013年4月19日
カテゴリ : 多読的シャドーイング, 多言語tadoku
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劇薬シャドーイングについては、その「すすぎ洗い効果」に自信を深めつつあります。

劇薬シャドーイングを数分から数十分すると、英語にせよ、ほかの外国語にせよ、
音が明瞭に聞こえてくるというのはほぼ確実なようです。

その先どうなるのか、については今後続報をお届けしますが、
きょうはこんな報告を・・・

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先日、すろさんの家にうかがって、いらない絵本を大量に寄付してもらいました。
次の日、すろさんがNPOの事務所に来てくれました。

先週、NPO多言語多読の事務所にはじめて伺いました。
ちょうど、英語多読講座のまっさいちゅう。
みなさん、それぞれに好きな本を読んだり、さかい先生とお話したり…というなつかしい光景。
ブックトークでは、お気に入りの本をアツく語っていらっしゃいました。

すろさんは電通大時代の「だれでも多読サークル」を手伝ってくれたので、
講座の原型をご存じなのです。

劇薬シャドーイングの時間になると、なぜかなりゆきでわたしも参加することになり、CDとプレイヤーをわたされました。

今回は1枚のCDにアラビア語、タイ語、フランス語、ドイツ語、中国語など6カ国語が収録されていました。
さて、久しぶりだな、と耳を傾けてみると…

なにこれ?
BGMに、効果音に
いろいろな声で会話になってるよ!
ドラマ仕立て!

何語かもわからないのに、ワクワクして、なんだかわかるような気になる。
聞いているだけでも楽しい!

さかい先生の合図で、次の言語へ、しばらくしたらまたその次へ…とどんどん進む。
どの言語も楽しい。もっと聞きたい!わかりたい。

劇薬シャドーイングは[(さかい注)学校英語との]長年のおつき合いでついてしまった悪い癖やアカをそぎおとすunlearnの一種だと思うんですが、そんなことも、それによる効果なんてものもどうでもよく、とにかく「おもしろい」と感じたのでした。

わたしにとっては、フランス語の絵本やイタリア語のまんがを読む感じに似ている…かな?
生き生きしたことばのやりとり、それに効果音がその理由かも。

まあ、一回試してみてください。

この「6カ国語! 劇薬シャドーイングCD」は事務所のO さんと、電通大の学生アルバイトくん、二人の力作です。みなさんにも試していただきたいので、なんとかお渡しできるようにしたいと思いますが、
どうやったらいいのか? そのうち方法を見つけます。