日本語多読読み物

明晴学園制作の日本語多読読み物!

3月5日の日曜日に、NPO多言語多読は日本語多読読み物出版10周年を祝う
会を催しました。たくさんの人が来てくださって、作家の林望さんと、
落語家の柳家小団治師匠の語りを堪能しました。

その様子は後日tadoku.orgで報告があると思いますが、
わたしは開会の挨拶の中で、15年前に
「日本語多読読み物を100冊出版しましょう」
と、当時の制作メンバーに言ったことを披露しました。

制作開始から15年、出版開始から10年が経って、
わたしたちが生み育てた読み物は132冊になりました。

そこへ新たに加わった日本語多読読み物は聾学校「明晴学園」の制作です・・・
どうぞくわしいことを このページ で!

上に書いた挨拶の中でわたしは次の目標は 1000冊です、と言いました。
多読読み物を作る人たちが増えるように支援することもNPOの役割です。

にほんご多読ブックス販売再開!

しばらく前から新装版の準備のために販売を中断していましたが、
いろいろな、さまざまな作業を経てついに販売再開に漕ぎつけました。

お知らせは ここ です。

英語多読にヒントを得て12年前にまったくボランティアで制作を始めたときは、
夢の夢として「なんとか100冊出したいね」と言っていたのでした。

その後アスク出版から「よむよむ文庫」として73タイトルが出ています。
加えて3月まで家庭用プリンターで出力して、みんなで手折り、ホッチキス、
製本テープという手作りを重ねて、「にほんご多読ブックス」として37作品を
このたび出版の運びに・・・

にほんご多読のみなさんの熱意と献身は本当に頭が下がります。
どれほどの貢献かということはいずれ本になって読んでもらえると思いますが、
みなさん嬉々としてだれがいつ評価してくれるか分からない作業を続けてきた・・・

幸い海外でも旧日本語多読研究会、現NPO多言語多読の活動は少しずつ
評価されているように見えます。日本語多読読み物を支えてくださった無私の人たちに
感謝するために、いまNPOではさらに評価を広げるためにある計画を練っています。
いずれみなさんにお知らせしますが、楽しみにしてください。

日本語多読読み物を作ってきたみなさんに、感謝! ありがとう!!