引退するする詐欺を1年間続けてきましたが、
まわりの理解では引退したようです。
自分の理解では引退したことになっていません。
理事長は退きました。有給の理事でもなくなりましたが、
役職としては理事のままです。わたしとしては理事も辞めて
平の（？）正会員になりたかったのでした。
「名誉理事長」とか、「顧問」と言う肩書きも実質的な引退と
言えそうですが、「理事」の肩書きでもう少し仕事をしてもらう、
ということのようです。
わたしが理事の肩書きを受け入れた理由は世代交代にあります･･･
うまく行ってるんですよ、これが！
わたしが理事に座っていてもみなさんの邪魔にはならないと思っているのです。
わたしが下手な影響力を行使するなんていう心配はまったくありません。
まあ、無視されているんです。さかいさんは単なる看板だ、と。
外に向かっては広報をしてくれるけど、内側にはいないわけですね。
もう理想的と言っていいんじゃないかな？
先生もいなくなったけれど、さかいもいなくなった！
2002年の改称発足以来、わたしのいちばんの関心は世代交代でした。
それがうまくいって、今はほとんどのことで相談を受けることはありません！
まあ、見事に「さかい＠多言語多読」抜きでどんどんいろいろなことが決まって、
それがことごとくうまく行っています。
こんなうまい話があっていいのか？というくらいです。
もちろんうまく行っているのは運営と方向で、実際にどのくらい
世の中に訴えているかという点からは山のように課題を抱えています。
けれどもたぶんその山に取り組むのに、いちばんいい態勢が保たれている･･･
このまま幸運が続けば山のかなり高いところまで、いつかは到達すると考えています。
NPO多言語多読が課題の山を乗り越えようとしているとします。
やり方はケーブルカーでも、リフトでも、ましてヘリコプターや
ブルドーザーではなく、スーパー林道でも高速道路でもなく、
一人一人がそれぞれの坂を踏みしめて、一歩一歩助け合いながら
登っていきます。途中疲れたら休みます。でもこれまでのところ
たいして疲れることもないペースで登ってきました。
ゆっくりだけれどおそらくそれがいちばん早い道です。
ゆっくり登るとおしゃべりも楽しいし！
みなさん、ぜひ一緒に登ってください。
おしゃべりを楽しみながら･･･