朋あり遠方より来たる 亦楽しからずや 多読授業のきっかけ篇

2012年4月30日
カテゴリ : 多読と受験
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退職記念旅行を前にどたばたどたばた、少々くたびれて、しかも湯船で茹だって、
何が何だか分からなくなっている折も折・・・

オレンジマークにしてあったSkypeに電気通信大学のかつての教え子が登場。
翻訳の疲れ休めにちょこっとメモ!

* 名前は H さん、多読授業のはじまりを教室で体験しました。(2001年?)
(「パッチ」さんと、今の形の多読授業同期生?これは長くなるので、省略!
もう一人ポンちゃんというそもそも多読授業のきっかけを作った同期生も、
先日連絡をくれたのでした!)

* つい最近、カナダの大学に入ることを決めて、
(そこがまたいろいろおもしろそうなのですが、まだ聞いていない!)

* これから英語の準備について助言してほしいとのこと。
(わたしは喜んで引き受けました。これについてもいまでははっきり方針が
決まっております。けれどもメモなので、きょうは省略!)

* Hさんは外からSkypeだったので、くわしくは言いませんでしたが、
助言するにあたっては次の四つのことを知らせてほしいと言いました。

1. 今の位置
北米の大学に留学となるとどこでもおそらくTOEFLの点数
     が必要なので、できるだけ近いうちにTOEFLを受験してその点数を
知らせてほしい。

2. いつまでに何点必要か?
上と同じ理由です。これで、どのくらいの期間で何点上昇する必要があるか、
わかります。

3. その期間に毎週何時間くらい英語の準備にかけられるか?

4. その英語の準備のためにかけられるお金はどのくらいか?

4.はどこに住んでいるか、近くの図書館にどんな多読用図書があるか、
       そういったさまざまなことで変わってきますね。

以上は、まずは留学希望の大学に受け入れてもらわなければならないので、
そこに的を絞った「多読的受験」の基礎情報ですね。

いつもメモメモと言いながら長くなってしまいます。

Hさんは東中野に自転車でも来られる距離に住んでいるということなので、
みなさんも会うことがあるかもしれません。その時は彼の「エピソード」を
たくさん聞いてください!

英語の先生たちのメーリング・リストから・・・

2012年4月 9日
カテゴリ : 学校訪問, 多読と受験, 多読支援
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多読村には何らかの形で多読支援をしている人たち(主に先生)のメーリング・
リストがあります。大変活発で刺激的なやりとりが耐えないのですが、
一つ一つの投稿をみるにつけ、多読授業を実践している先生たちは常に
焦燥と不安の中にいることが伝わってきます。

生徒はちゃんと英語を楽しんでいるだろうか?、吸収しているだろうか?、
楽しんでいないとしたらなぜだろうか? といった基本的な不安から、
この子はたくさん読んでいるけれども、受験に幸いするだろうか? といった
拡張版の心配まで、枚挙に暇のない数の気がかりなことがあります。
そうしたいくつもの懸念をすり抜けて卒業時にうまく行ったと判断できるかどうかは、
ほとんど賭です、今の段階では・・・

下に紹介する先生の場合も同じです。今回は吉と出ましたが、
それでもほかの生徒一人一人について、そしてこれから多読授業を受ける
一人一人について、先生方は常にハラハラドキドキを続けることになります・・・

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【毒】きのうのウンチク・オフから・・・【毒】 room って何?

2011年11月28日
カテゴリ : 多読, 多読と受験, ウンチク
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きのうの蘊蓄オフはわたしを含めて4人という少人数でしたが、
最初のころの蘊蓄オフを思い出したという声が出るほど、「濃い」内容でした。

そこで、ask や make の中心の役割や 「some=いくつか」はとんでもないとか、

(makeは「あるものをある状態に変える」と独眼龍さんが言い出して、
グリーンさんが「makeを「作る」にすると Make it easy. を理解するのに
「文法」が必要になってしまう」と言い出して・・・)

say と speak と talk と tell の役割の違いという具合に話がどんどん片付いて
いって、おー、このまま行けばすばらしい「反英和辞典」が作れる! と
思ったのですが・・・

大変なショックを受けたのは room の役割について。

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多読授業最前線

2011年9月 1日
カテゴリ : 多読, 多読的ライティング, 学校訪問, 多読と受験
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おおざっぱに言うと・・・

多読は2001年から社会人の間で広がりはじめました。

多読授業は2005年から広がりはじめました。

そして、いまでは多読も多読授業もずいぶん知られるようになってきましたが、
それでもその中でも最前線はあります。

多読的スピーキングでは電気通信大学のわたしの授業でしょうか。

多読的ライティングでは福岡女学院大学付属です!

たくさん書いた生徒たちがどうなったか?

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福岡で12月に 多読教育研究会!

2011年8月23日
カテゴリ : 多読, 多読的リスニング(多聴), 聞き読み, 多読的おしゃべり, 多読的ライティング, みんなの集まり, 学校訪問, 多読と受験, 多読支援
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12月10日(土)に、九州でははじめての多読授業をトピックにした研究会が
開かれます!

主に先生向けの集まりですが、一般の方も大いに参考になるはず・・・
どうぞ申し込んでください!

なお、土曜日の夜には多読仲間と先生と一般の人たちによるオフ会が
開かれると思われます。今後もこのブログ、フォーラムの「オフ会」のカテゴリーを
見守ってください。

なお、参加希望の方は info@tadoku.org に連絡をください!

詳細は続きで・・・

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日本語能力検定試験の意味--TOEICの鏡として・・・

2011年8月21日
カテゴリ : 多読と受験
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以前、TOEICの点数は日本の外資系企業の採用の際に、必要どころか、
点数を聞かれもしない、という話がありました。

日本語学習者にはTOEICに相当する試験として、
日本語能力検定試験があります。

わたしの意見を長く書く必要も無いし、
TOEICを「対策なし」に受験している人には関係のないことですが・・・

次の記事は日本語を身につけようとしているある外国人学習者のきわめて
冷静な内容で、わたしとしてはとても納得できるものでした。

http://japaneselevelup.com/2011/08/20/qualifying-yourself-for-a-job-using-japanese/

ひるがえって、この記事はわたしたちの TOEIC に対する熱狂を考え直すきっかけに
なるかもしれません。

宮古島からうれしい知らせ!

2011年8月14日
カテゴリ : 多読, 多読と受験
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最近掲示板に登場した tatsuya さんからうれしいメールが来ました!

酒井先生こんばんは。
この間受けた地元紙のインタビュー記事がネットに上がっていたので、
URLの方を送ります。
TOEFLの点数とかが若干間違って書かれていたりしてますが気にしないでください(笑)
sss多読の事をたくさん喋ったのにあまり書かれていなくてショック
でしたが、よければ読んでください。苦笑

http://miyakoshinpo.com/news.cgi?no=3986&continue=on

ぜひURLをクリックして、新聞の記事を読んでください!

で、このうれしいメールの前に、tatsuyaさんが送ってくれた多読歴の報告も併せて
読んでください!

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ああ、あきれるばかり・・・ 追加修正

2011年3月 4日
カテゴリ : 多読亭日乗, 多読と受験

前便で、大学の授業は選択的に力を入れるといい、という意味のことを
これから大学生、いま大学生のみなさん向けに書きました。

でも・・・

ある程度よい成績を取っておいたほうがいい場合があることを急いで付け加えます。
たとえば外国に留学する学生の選抜に授業の成績が関係している場合などです。
ほかにも研究室配属などにも成績が関係することがあるかもしれません。

そういう場合は仕方ないので、「うまく」よい成績を取っておきましょう。
ただし時間や労力をかけすぎないように、何をするにはどの程度の成績が必要か、
しっかり調べておきましょう。

みなさん多かれ少なかれ、大学や中学・高校で 選択的に 授業に力を入れていた
はずです。何か覚えていることがあれば知らせてください。

TOEICそのものをわたしはどう考えているか?

2011年2月28日
カテゴリ : 多読と受験
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数日前のことです。ある人から、大きなヒントをいただきました。
わたしのTOEICに対する態度が明確ではないと指摘してくれたのです。

わたしはよくHくんのTOEICの点数を引き合いに出してやさしいことばの大切さを
示唆するものだと言ったりしますが、わたしは「TOEICを否定していたのでは?」
というわけです。

そういえば誤解を招いていたかもしれないと気がつき、ここでごく短く、
わたしの考えを書きます。

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ORTでセンター試験は大丈夫?

2011年2月 1日
カテゴリ : 多読, 多読的シャドーイング, 多読と受験, 多読のパラドックス
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あるお母さんから、とっても興味あるメールをいただきました。

「ORTでセンター試験は大丈夫」とは言えませんが
(いろいろな人といろいろな場合があるので)
大丈夫な場合があるだろうと思います。

どういう人にとって大丈夫なのか、続きの最後に今の予想を書きます。

  (一部は「新しい旅立ち・・・ メモ#8に関連しています。)

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