多読から受験へ--二つの道 (ほかにもあるかもしれないけれど・・・)
2009年7月12日
カテゴリ : 多読と受験
タグ: 多読と受験
「多読多聴最速ガイド」(学研)のアンケートに答えてくださった「NEO」さんに
返信を書いたところ、NEOさんからさらに返信があり、そこに「emmie」さんが
意見を寄せてくださって、長いスレッドになりました。
その中で、わたしが受験に対して「建設的」なこと、考えて」いることが判明、
わたしは「おお、それならここらでいままでに見えてきた受験対策をまとめて
おこう」と思ったのでした。
で、まずは大学入試とTOEIC対策について二部に分けて書き留めておきます。
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現在まで、わたしは10人ほどの人に、直接(毎週)多読から大学入試へと支援をして
きました。間接な支援を入れると数はもう少し増えます。
そこから一つの道が見えてきたと考えています。それを簡便にまとめたものが
掲示板に書いた指針です。
ぼくは多読・多聴をたっぷりやったらあとは過去問だけでいいと思っております。
このドーピングは高校3年の9月からでいいだろうと考えておりますが、* まず志望大学の過去問を10年分くらい遡って解いてみる。
* 次にこの冬の各大学の過去問を次々と時間のある限り解いてみる。
* その際、できれば英英辞典を使って、知らない語はわかるようにする。
* 英文和訳のコツは正解を見ながら自分でつかんでいく。
* 和文英訳は 難しい言葉を使わないこと、はじめは一文は10語以内で
書き、時間があったら文と文をつないで長く見せる。こんなところを指針にすればいいのではないかと思います。
わざわざ語彙集を使う必要はないですよ。
過去問をたくさん解いていくうちにその大学・学部に特徴的な語彙は身に付くでしょう。
そして各大学の問題を解いていけば、2009年に特徴的な語彙が身につくでしょう。細かい文法問題についてもおなじで、今の「流行の問題」がわかってきます。
それにしても簡単です。きっとそんなことでいいの?と疑問があると思います。
掲示板でもメール・フォームからでも質問を寄せてください。
ある程度まとまったら、村の「多読的受験塾(仮名)」にまとめて保存しましょう。
近いうちにすでに何度か書いたことのある TOEIC 対策を記事にします。
これも単純すっきりです。