8月8日(土)、9日(日)の2日間に渡り、第9回「多読支援セミナー」を開催しました。初のオンライン開催となった今年は、例年の倍近く――148名のお申し込みがあり、その内、2割は海外から、6割は東京以外の地域から駆けつけて(?)くださいました。また、多読支援「未経験」の方が全体の3割を占め、多読普及という点でも過去にない広がりが見られました。
プログラムは、興味のあるセッションに自由に参加するという形ですすみ、普段は見ることができない他の言語の支援の様子や、コロナ禍で迫られたオンライン授業での試行錯誤など、様々な支援の形を通して多読の本質が浮かび上がるセミナーとなりました。
セミナー初日(8日)の報告です。
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6月13日にスタートした全6回のオンライン講座「はじめての英語多読」(※)は7月25日で4回目を迎えました。この講座は文字通り、多読が初めての方向けの多読講座です。文字がほとんどない、やさしい絵本(Oxford Reading Tree Stage1~)や動画を使って「絵と音を大事にして、やさしいことばをたっぷり吸収する」体験をしていただいています。これまでの様子をご報告します。
※クラス増設に伴い、オンライン英語多読講座「はじめてクラス」に改称
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7月5日、梅雨の大雨の日、オンライン版の「日本語多読授業入門講座」の2回目が行われました。今回、時間は夕方4時からでした。せっかくオンラインで距離に関係なく参加できるのですから、ヨーロッパの先生方が参加できるようにと、この時間設定にしました。
期待通り、スペイン、ベルギー、オランダ、ドイツ、セルビアと、ヨーロッパの日本語教師のみなさんが集まってくださいました。また、ニューヨーク、ニュージーランド、韓国からもご参加いただき、総勢9名となりました。
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立教女学院短大(東京都杉並区)が閉学になるのにともなって、同短大図書館より大量の洋書をお譲りいただきました。
英語の絵本、英語のレベル別読みもの(graded readers)など合計約1600冊です。
緊急事態宣言が解除された6月中旬、2日にわたって梱包作業を行いました。
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無料で利用できる多読・多聴・多観のウェブ・リソースをまとめました。
にほんごたどく ≫
英語多読 ≫
4月からバタバタとオンラインの企画を立ち上げ、ようやく勝手も分かり少し落ち着いてきた5月末、3回目となる「ネットで始めるゼロからの英語多読!」を開催しました。無料のオンライン多読案内です。
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6月7日(日)に行った「日本語多読授業」入門講座の報告です。
通常、「多読とは何か?」「多読授業の方法」「多読素材について」そして「読みもの作成ワークショップ」まで一日かけて行うのですが、初めてのオンライン版入門講座ということで、前半部分だけを2時間で行いました。
参加者は大学、日本語学校の先生、子どもの日本語教育支援をされている方など8名でした。ソウル、群馬、大阪などオンラインならではからの遠方からの参加があり、有意義でした。
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先月、本のご寄贈のお申し出がありました。英語のgraded readersやA to Z Mysteriesシリーズ、絵本など100冊ほどとのこと。
ありがたく頂戴することにしました。
自粛緩和となった6月に入り、無事受け取ることができました。
英語多読実践者にはおなじみの本がたくさん!段ボールを開封したとき、思わず、事務所で歓声が上がりました。
しかも美本です。
くださったOさん、かなり多読を楽しまれたことでしょう。
大切に使わせていただきます。
Oさん、本当にありがとうございました!

(事務局)
好評だった5/17の続編として、「オンライン多読実践報告」第2弾が5/31に行われました。
参加者申込みは、たちまち40名を突破。オンライン多読授業への関心の高さがうかがわれました。
結局、国内外の大学や日本語学校、ボランティア教室などで多読支援をしている方々が45名、ズームを介して集まりました。オンラインを使うことで、遠方の方も気軽に参加できるようになったのはうれしいことです。今回も三分の一がアメリカ、カナダ、メキシコ、ラオス、マレーシア、オーストラリアなどの海外や仙台、名古屋、静岡など遠方の方でした。
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世界中で授業がオンライン化されています。多読授業もオンラインで実施することになり、支援者のみなさんの中には「果たしてうまくできるのか?」と不安も感じている方も多いと思います。そんな中、日本語多読支援研究会は普段会員限定で実施している勉強会を非会員まで枠を拡大し、2020年5月17日(日)に「オンライン多読授業実践報告」のオンライン勉強会を開催しました。
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