12月18日 水曜多読講座の報告です!

最近数週間のペースでじっくり進行しました。
ただ、もうはっきり「悪い癖」と言っていいと思いますが、
わたしの時間を一人一人の読書相談にかけすぎました。

みなさんがいつも通りの作業?アクティビティ?課題?をこなしていく?
横で、わたしは受講生全員と相談をしました。

(熟練組は2週に1回と決めたはずなのに・・・)

特筆すべきことは三つ--一つは恒例 M さんの small talk。
詳細なメモをノートに3ページも用意してきて、読み上げました。

わたしは個別相談中で聞くことができなかったのですが、
あとでご本人に聞くと、「半分は日本語でしたけどね」と!
仙台へ出かけて、Mさんのご先祖の「ルーツ」を探る旅を半分英語で
語ったというのは、すごいことだと思います。

もう一つは最後の Look and Ask。たまたま事務所に遊びに来ていた
正会員のHさんがあれはおもしろかったと感想を言ってくれました。
Hさんは米国駐在通算15年の古強者。わたしはうれしかった・・・
1月はMさんが Look and Ask のプレゼンターです。

で、英語の音を追求し始めた Nさんですが、その集中力に脱帽しました。
Nさんから17日に来たメールから引用します。

この1週間はORTのRotten Applesを聞き、発音研究をして終わりました。

ほかの英語の本は読みませんでした。
とはいえ、英語音声学の基礎を書いた本を二冊読んで、原則を復習して、納得。
発音しない音、リダクション、リエゾン、強弱あり、さまざまです。

自分の学校英語をしみじみと反省しました。
惨めなのは、正しいとして聞いていた音が間違っていたのに気付かなかったことです。
英語を習って1か月、2か月の初心者ならわかるけれど、中学校の時からですので・・・・長い時間が経ちました。

今日から決意を新たに、英語らしい発音で話していきます。
よろしくお願い致します。

1週間、Oxford Reading Tree の Stage 6 の The Rotten Apple のCDを聞き続けて、
学校英語の音と実際の英語の音を徹底的に比較したそうです。
メモを見せてもらいましたが、すばらしいものなので、Nさん自身の手による整理が
終わったら、このブログで紹介します。

で、Nさんは今回東のテーブルに座って、学校英語の影響をほとんど受けていない、
Mさん、いつものYさん、水曜講座の頼れる母さんSさんのbook talk と small talk を
聞きました。以下はその感想です。

本日の多読授業で東のテーブルに座った感想です。
Yさんの発音はよかったです。CDで聞いている通りに音を出していました。
リエゾンしなければならない箇所も自然にやってのけていました。

Mさんは時々たどたどしくなりつつも、うまく発音されていました。

学ぶことがあった東のテーブルでした。

Yさん、Mさんはほぼゼロからの出発でした。
そういう場合は本当に素直に英語の特徴を吸収していくようです。
特にMさんが「時々たどたどしくなりつつも」というのは驚きというほかありません。
これからもYさん、Mさん、Sさんの音がどうなっていくか、
Nさんがそれをどんな風に見守っていくか、楽しみは尽きません。

なお、来週は受講生みんなが投票で決めたように、後半1時間で読み聞かせをします。
これもまた楽しみ! みなさんは報告をお楽しみに!!

12月15日読みもの作成会忘年会に小団治さん来る!

Exif_JPEG_PICTURE

毎月第3日曜日は、日本語多読用の読みものを作る定例会が開かれます。今日は、今年最後ということで、忘年会を兼ねた集まりにし、日頃、ボランティアで遠くから来てくださる本当にありがたいメンバーのみなさんにささやかなお昼を用意しました。

続きを読む

12月11日 水曜多読講座の報告です!

11月20日の報告で、英語らしさの獲得に二つの道を考えていることを書きました。

(11月20日の報告に書いたように、学校英語の音を洗い流すために
二つの道を提案したのでした。
一つは聞き読みシャドーイングで落ちる音を意識する、理屈から入る道
二つは劇薬シャドーイングでもごもごから出発する、感性から入る道)

きょうはそれでとてもよいことがあったのでその報告から・・・

受講生はみんなすごいです。なんというか、こちらが方向だけ示すと、すすっと
そっちへ歩み出して、ささっと先へ行ってしまう。
しかもその歩みを受講生同士で気軽に伝え合うので、伝播が早い。
わたしがいちいち細かく指摘して、それに「従う」より、はるかに説得力がある!

一人はNさんでした。
「(学校英語の癖そのままの)IT IS RAININGU. はおかしいとわかりました。
マクドナルドの法則のように it is RAinin . という風に落ちる音を意識したら、
読み聞かせも楽になりました。」
と言って、
「学校英語の癖をどこかで捨てなきゃいけないと思いました」と。

でもそこからがすごい。、
「けれども(学校英語の癖のある人は)プライドがあるから、捨てなさいと言うときに
気をつけなければいけない。だからわたし自身の体験として、ほかの人に
伝えたい」

なんていうんだろう。受講生のみなさんは、「自分で道を見つける。見つけたら
ほかの人に伝える」ということを当然と思っているんですね。

もう一人のEさんは受講し始めて数週間ですが、Uさんの絵本朗読と book talk を
聞いて、朗読の方が英語らしい、book talk はカタカナ英語になっていると
感想を言ったそうです。

実際わたしも常々そう思っていたのですが、なかなかそれを言い出せずにいました。
受講生同士では気軽に言い出せて、聞く方も(せんせーに言われるのではないし)
気楽に受け止めるように場が出来ているのですね。

今まで多読授業では 「先生が作る場」 しかわたしの頭にはなかったのですが、
それよりはるかに大切な 「生徒が作る場」 があるのだと、きょう、発見したのでした。

うーん、これは大きい・・・

ま、生徒同士が作る場についてはこれからも楽しみにしてください!

small talk に至る Look and Ask は今回からNさんのオランダ旅行のスライドを
見ながらということになりました。質問がどんどん出て、日本語の質問はUさんが
英語にして、 big words はことごとく small words に直して、着々と
英作文スピーキングから多読的スピーキングへの道を歩んでいます。
来週もNさんが中心です。

最後に、講座が終わって昼ご飯の席で、Yさんの爆弾発言が・・・

Uさんは英語をどんどんしゃべります。かなりむずかしい時事問題なども、
英語の先生だった蓄積を活かして big words をどんどん使いながら話します。
そのUさんに先々週、(ほぼゼロから出発した、けれども今はどんどん使えることばで
しゃべれる)Yさんが「Uさんは英語がどんな風に出てくるのですか?」と尋ねたそうです。

その趣旨は、Yさん自身は英語が勝手に浮かんできて、それを口から出すそうですが、
どんどんむずかしいことばが出てくるUさんもそうなのか、知りたかったのだそうです。

Yさんの話し方を聞いていると、まさに「英語が勝手に浮かんで」くることがわかります。
そのことがすごいなとわたしは思います。日本語が浮かんでそれを英語にしているのでは
ないところがすごい。しかもそこまでいわば一直線で来たのですね。
途中に「英文和訳でしゃべる」という過程はなかった・・・

これからは絵本の朗読と、メモを作ってやる book talk で、どんどんいろいろな表現を
獲得していってほしいと思います。

長くなりましたが、もう一つだけ・・・

Sさんがアメリカの奴隷史(?)にはまりました。
受講生のだれかに勧められて Amazing Grace (Benedict Cumberbatch も出ているから、
Oさんか?)のDVDを見て、たまたまそのすぐあとにWho Was Harriet Tubman を読んで、
American Girls Collection のAddy のシリーズで Tubman さんが出てきて驚いて、
それから Who Was Abraham Lincoln を読んで、
次にはAGC のKirsten シリーズを読もうとしていて、そこから「大草原の小さな家」を
目指している・・・! 話題で追いかける! Sさんの今後が楽しみ。

みんなの今後が楽しみ!

12月6日 金曜多読講座の報告です!

水曜日の講座では少し前から始まっていますが、聞き読みシャドーイングを
どなたもやってもらうことにしました。最初の30分間。

それで、一人一人のシャドーイングを聞いて、来週まで家でやってくる
素材を決めました。これから2週間、それぞれ時間のある時に
聞き読みシャドーイングをしてきて、それを聞かせてもらって次の素材を
考えます。今週はいわば様子見のための素材です。

たぶん9月27日の水曜多読講座と似た様子になるだろうと推測しています。
何人かは(ゼロから出発したようなものなので)そのまま続けてくださいと言い、
何人かの人には(学校英語の音で音読してしまい、流れが中断されるので)
どういう語やつながりのところでシャドーイングしにくいか(ひっかかるか)
メモしてきてくださいと言いました。そんな風にざっと二つのグループに
分かれるところも水曜日と同じです。

金曜講座の人たちは昼間決まった仕事がある人が多いので、
絵本の朗読やブック・トークの準備ができません。それでも何人か
準備してきた人には数人ずつのグループに分かれていつものように
やってもらいました。

そして、Look and Ask の2回目。 みなさんすっかり質問することに慣れて、
順番を無視して手を上げる人も! いいですね、そんな風に積極的に声を
出していきましょう。

次回もわたしの旅行の写真で Look and Ask かな?
でも来月になったら、だれかほかの人に写真を持ってきてもらいましょう。
旅行でもいいし、趣味の写真でもいいし・・・ 楽しみです!

12月4日 水曜多読講座の報告です!

中堅と熟練のテーブルではいつも通り「聞き読みシャドーイング、読み聞かせ、ブックトーク」を
しました。

中堅の一人Eさんは先週劇薬シャドーイング6カ国語CDを課題として渡しました。
詳しく言うと、劇薬5分のあと、Holesの朗読CD(朗読CDとしてもかなり速い!)、そのあと
Longman Literacy Land のピンク・ラベルの朗読CDをシャドーイングという「処方」でした。

それを1週間やってきたEさんの感想・・・
「劇薬で頭がぐちゃぐちゃになって、それからHolesを聞いたらだんだんわかるように
なって、シャドーイングがちょっと上手になった気がした」とのこと。

何度も書いていますが、劇薬シャドーイングは変化が出やすいのです!
ぜひみなさんも試して見ましょう。

ついでに(?)ブログ「町の名前をひとつ」で、日本語の音と英語の音の違いについて
書いているところなので、水曜講座でもその話をしました。
読み聞かせが上達するには聞き読みや聞き読みシャドーイングで英語のリズムや
メロディーが身体に染みこむ必要がありますが、その際いちばん大事なのは
「落ちる音」をちゃんと「落とす」こと、という説明をして、
わたしが授業で大失敗をした Can I ask you something? が実際には
どう聞こえるかという話まで進みました。

ブログでは近いうちに チャーチル・マティーニの法則 の話しを書きましょう。

最後30分はもう一度わたしの南ドイツ旅行について Look and Ask をやりました。
わたしはできるだけ聞かれたことだけを話すようにしましたが、まだまだ
しゃべりすぎです。もっと抑えて、みなさんの質問がどんどん出てくるようにしたい!

来週はNさんが海外旅行の写真を持ってきて、Look and Ask の続きです。
楽しみ!!

第2回無料多読体験講座!

Exif_JPEG_PICTURE

12月2日日曜日に、第2回の講座が開かれました。

会場は今回は東中野のNPO多言語多読事務所。
参加人数は9人。お手伝い7人。ちょっと変わった比率ですが、これこそNPO!

たくさんのお手伝いに囲まれて繁村さんの名調子が始まりました。
繁村さんは高校時代はいわば典型的な英語落ちこぼれ、さらに大学生の時に屈辱的な英語経験を経て、数々々の学習法で挫折したのち、2年間の多聴で蘇り、さらに多読を積み重ねて今では毎日10時間英語を使って仕事をするまでになりました。

続きを読む

11月24日第12回「多読のためのリライト講座」報告

Exif_JPEG_PICTURE

11月24日(日)に第12回「多読のためのリライト講座」を開催しました。
参加されたのは、外国人のための日本語教科学習支援の方、ニューカマー支援の方、教育委員会の方、夏のセミナーに参加なさった英語教室主催の方、4名。それぞれの参加理由は以下。

続きを読む

11月29日早めの忘年会第1弾!

Exif_JPEG_PICTURE

11月29日(金)午後7時~9時。この日は第5金曜日。多読講座が開かれないということで、事務所を開放して、ミニ忘年会の呼びかけをしました。以下は、第1・第3金曜講座受講生、宮城さんの報告です。

続きを読む