「○○○」さんも英語で書いた! 「町の名前を一つ」の詩・・・

2009年6月 6日
カテゴリ : 多読的ライティング, 多読的翻訳
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「続き」を読んでいただけばわかりますが、○○○さんがこのメールを送ってくださるには
相当な勇気が必要だったようです。

ぼくは割合猪突(ただし猛進ではない、残念ながら)なところがあり、勇気よりも図々しさで
勝負!なので、○○○さんのような繊細さには欠けると自覚していますが、それでも
○○○さんが清水の舞台から飛び降りるように「送信」ボタンを押したお気持ちは少し
察することができるような気がします。ありがとう!

そして、○○○さんの背中を(指を?)押してくださったみなさんにも、ありがとう!!

(どうも記事がうまく書けません・・・ でも、いまはこのまま公開します--この辺が
 猪突なさかい@tadoku.orgです。)いつか腕が上がったら修正します。)

先生、こんにちは。勇気をもって、メールさせていただきます。
「町の名前をひとつ」の英訳、大変盛り上がっていますね。
私は今多読を始めて1年半、180万語くらいなのですが、
続けていくと、皆さんのようになれるのかなぁ、と、
読んでいて、とってもわくわくしてきました。 みなさんに刺激され、
自分でも挑戦してみたりしました。
英文を書くのは、学生以来です。。
以前、ちょっと英語日記にチャレンジしたことがあるのですが、
アッサリ挫折しました。
このときは、本当に書くことがつまらなくなってしまったのですが、
今回は、本当に楽しく書くことが出来ました。
いい刺激を、ありがとうございました。
最後に、恥ずかしいのですが、開き直って、自分の書いた英文も載せてみます。
(きっと、おかしい所だらけですが、笑って許してください)
a name of town
it’s the one for me and then I would be sitting in a park silently children play
so long long time ago a name of time
it’s the one for me and then I would be sitting on the street and watching
everyday people crossing by
far away war
やっぱり、皆様の詩を沢山読んだ後ですと、
どこかで読んだ文章をくっつけただけ、みたいになっちゃいますね。
難しいです。 なんだか、英語の詩にも興味が出てきました。
今度何か詩を読んでみたいです。

なにがうれしいって、○○○さんの

今回は、本当に楽しく書くことが出来ました。

くらいうれしいことはないです。
そしておなじ楽しさをほかの人も吐露していること、これがうれしい! 多くは語りますまい--tadokuイデオロギーの解説になってしまうから。
それはまた場所を変えて、いつか・・・もう二つ・・・ 一つは

おかしいところだらけ

はどの人もそうです!
そしてその理由の一端は詩だからですね。詩の一つの特質は「決まり文句」を
使わないことでしょう。詩を書く人は決まり文句を離れて「自分だけのことば」
を使おうとするような気がします。「自分だけ」だから当然ほかの人には伝わりにくい
面があります。言葉と言葉のつながりだって、詩人の中のつながりとその詩を
読む人の見つけるつながりは違うかもしれません。そこから「まちがい」が
生まれやすくなると思います。 でも、だからこそ多読的ライティングには「詩」が
てきしているかもしれません。
フリー・ライティングから日本語の詩を英語で書くことへ進む道もあるかもしれません。
もう一つ・・・ ○○○さんの

どこかで読んだ文章をくっつけただけ、みたいになっちゃいますね。

これも思いがけず日本語の詩を英語で書くことの貴重な意義を示しているかも
しれません。「書く」にせよ「話す」にせよ、はじめはやはり「まね」だろうと思います。
それでも「どこをどうまねするか」はそれぞれのひととなりを表しているでしょうね。
そしていつか「自分だけのことば」を発見する・・・
おー・・・ ○○○さんのメールから「わたしだけの詩論」にまで話が広がってしまった。
これはこれで、またいつか・・・ ○○○さん、ありがとー! ○○○さんのこのメールがまた、
いつの日か、どなかの、背中をそっと押すことでしょう・・・