モチベーションとかスキルとか・・・ にメールをいただきました。

2009年8月28日
カテゴリ : 多読, 多読的ライティング
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モチベーションの話はみなさん思い当たる節があるようで、メールをいくつか
いただいています。その中から引用を許してくださった「雫」さんのメールを紹介します。

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雫さんのメールの間にわたしの意見や感想が挟まります。
まず雫さんの書いていることを知りたいという場合は、引用部分だけ先に読んで
ください。それから間に挟まったわたしの考えを・・・

こんばんは、先生!
いやぁ、笑った・笑った!
モチベーションと、NHKラジオに挟まれて先生を想像したら、日本人の私にとってのパンとピーナッツバターの間のJell-Oだ(笑) strange... こういうときに日本語よりも先に英語で浮かぶようになってます。

わー! ぼくはJell-Oか・・・! (でもゼリー大好き。あ、Jello-Oはジャムか?)

いや、実は先日「モチベーション」の話になったのです。
えぇ、お友達と。彼は日本語を見たり・聞いたり一人でしています。
珍しいですね。私が聞いた人はほとんど日本語の授業やスクールに通っているのに。
彼が言うのですよ。

第一回の丸の内オフのとき・・・あれは6月だったか? 5月だったか?・・・
まだ雫さんは書くことをためらっていて、背中を押したかったわたしは
「まもなく「多読的ライティング」の解説を書くから、それを見たらすぐに書けるように
なるよ」などとほざいたのですが、雫さんはわたしが解説を書くより早くさらっと
書く方に入っていきました。それが Lang8 です。これは添削サイトなのですが、
どうもみなさん添削よりも外国語でコミュニケーションを楽しんでいるらしい。

雫:"You know, that's why I mentioned about the reading and listening before."
雫:"When we enjoy doing something, we want to do it more (because it helps with our target language)."
Z:"I think this feeling of enjoyment is very important because it motivates us to keep learning!"

I thought "Noooooo!Don't need motivates us to keep learning! I wanted to say that we enjoy doing something in my life with our target language!"

とまぁ、結局は繰り返される話は日本語でも英語でも同じだということでした…

ま、ささいなことですが、わたしは雫さんがこんな風に何気ない対話を英語でしている
ことに感慨無量です。

えぇ、最近じゃLang-8のメッセージじゃ物足りないから、もっと「長い」話がしたいからメールにしようとリクエストが相次ぎ、毎日5人を順番に対応しています・・・。
漫画、映画、ただの冗談、日本経済、奨学金について、将来と日本語、私の名前の由来などもう大変・・・。
本当に彼らの英語をさらっと読める力をつけた多読に感謝です。
先生、良く雑誌の撮影写真で笑ってくれたっ!

この最後の部分は何のことかわからないのですけどね、要するに雫さんはLang8で
添削し合っているだけでは物足りなくて、5人! 5人の人と毎日英語でメールの
やりとりをしている、と・・・

えらい時代になったものです

一人だけZ君としましょう。彼は日本語を英語になおす、英語を日本語にしてみようと持ちかけてきます。
でもねぇ、ご存じのように私は「訳す」ことにあまり興味がないんですよね。
だから一方的に彼のメール攻撃に答えています。日本人でない人でさえ、こんなことがあるのですね。
Z君が一番お勉強モードなんです。
で、私に日本語の質問がないときは「メールする話題がない」とハッキリ言ってきました。
えーっと、私は英語そのものへの質問はないのです(^^ゞ
書けないだけであって、読んだり聞いたりはある程度できているわけだから。

ん? 書けない? ん?

他の人はどうでも良い話や愚痴、相談、冗談を気軽に書いてくれるのに。
その方が結局話題が広がって、お互いに書く機会が増えるのに。

話が逸れました。
どれだけ日本語を間違っても、英語を間違っても人として魅力があればいたわりあえるし、笑いあえるし、些細なことをメールする遠慮もありません。
これが多読的ライティングじゃないかなー。

まったくです・・・

ことばを学習したい人 と、 ことばでいろいろ語りたい人 と・・・

どちらが結局ことばが使えるようになるか、自明ですよ。
ぼくが書こうとして現実が先走るものだからなかなか書けないでいる
多読的ライティングというのは、まったくそういうことです。

今度、学校の先生にどれだけ洋書を読んで、どれだけ海外の人と個人的にやりとりしてどれだけ洋楽を聴いて感動してるか聞いてみてくださいー♪
どれぐらいの期間、モチベーションをキープしたらよいのかなー♪
どれぐらいラジオ聞いたら、感動できるのかなー♪
(Black Sakaiになって。)

独り言メッセージでした(^^ゞ

それはね、「emmie」さんが言い出した「頂門の一針」ですね。
わたしもずいぶんいろいろ学校の先生に厳しいことを言ってきたつもりだけど、
emmieさんは「インターネット時代なんだから英語を使う機会なんていくらでもある
のに、学校の先生は全然りようしてないんじゃないですかぁ~」と喝破したのです。

ふぅ・・・ あしたの朝早くドイツへ向けて発つというのに、この調子だと今晩は
寝られませんね。

いいです。あしたから10日間は酒池肉林、飽食の旅だ!