「○○○○」さんが英語で書いた! 「町の名前を一つ」の詩を・・・

2009年6月 5日
カテゴリ : 多読的ライティング, 多読的翻訳
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きょうになっても勢いは止まらず・・・ これから三つ紹介します。
(一つは許可待ちですが)

これはすごいことなんです、本当に。
もちろん日本の英語教育界にとっては晴天の霹靂、わたしから言えば梅雨の晴れ間、
闇夜に射した一条の光、頂門の一針、迷いに迷ってやっと辿り着いた山の中の一軒家
(山姥の陋屋じゃないだろうな?)。

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酒井先生、こんにちは!

「町の名前をひとつ」の英訳、わたしもやってしまいました。
英訳なんて生まれて初めてだったけど、なんだかとっても楽しかったです。

実は、自分で書いたのもが言葉になっているのかも分からないです。
詩の原文を見ながら思いついた言葉をメモし、それらを口ずさみながら、気持ちの良い順番につなげてみました。こんな調子なので、少しでも伝わる言葉になっていればいいのですが(笑)。

いやでも、メールで送るのはやっぱり緊張しますねえ。
もっと肩の力が抜けるようになりたいなあ・・・!

町の名前をひとつ

I have a town, just only me.
And then, every single day sitting in the park with be silent.
I can seeing oldest memories on children's play.

I have a time, just only me.
And then, every single day sitting in the street with be watching.
I can seeing oldest war on moving people.

最後になりましたが。 Hydeさん、きっかけをありがとうございました!

「やってみたら楽しかった」というところがわたしはいちばんうれしい。

だって、和文英訳って、普通苦痛なだけでしょう? 
それが、ああ言おうか、こう言おうかって、楽しみながら悩んだのでしょうね、○○○○さんは。
何とも言えませんね。詩人って、みんなそうやって、苦しくも楽しい「ことばえらび」をする
わけですよ。みなさんは英語で、日本語の詩人とおなじ悩みと楽しみを味わった・・・

もう一つ・・・

詩はいいですね、多読的ライティングの第一歩として。
どんなに変な書き方をしても、詩だから許されるし、自分で書いたものを
文法的にあっているかどうか(「正しいか」)ではなくて、
これで自分の言いたいことは表現できているだろうか?っていう高等な悩みで
自分をチェックするわけでしょう? こんなすごいことって、そうはないです、
英語学習では絶対にありえない。みなさん英語を「使って」いるのです。

ああ、きりないのでやめておきますが、みなさんが自分を表現していることの
本当の意味が世間にわかるのは、早くて30年後かな?

わたしたちは世間など置いて、さっと空に飛び立ってしまいましょう。