11/30(土)英語多読支援秋季フォローアップ研修会 報告

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春に行われた英語多読支援者養成講座、夏の支援セミナーに引き続き、11月30日(土)に支援者向けの参加型フォローアップ研修会が開催されました。当日は学校や個人など様々な現場で英語指導に多読を取り入れている方、もしくはこれから取り入れたい方など6名が参加され、活発な意見交換が行われました。正会員の榊、山岸、小川が担当しました。
プログラムは、多読タイム、ブックトーク、少人数に分かれての話し合いという3部構成でした。

ブックトークの時間では支援者同士で本の紹介と情報交換を行った後、ブックトークをする時に支援者が心がけるポイントについて皆さんに考えていただきました。実践者が語る気持ちをそのまま受け取る、共感の気持ちを表す、雰囲気の良い場づくりが大切等の意見が出ました。

ブックトークの後は、少人数のグループに分かれて、25分ずつ2回、支援について語り合いました。
1回目のトピック有りのトークでは、絵本から先の多読への橋渡しになるようなシリーズがいくつか紹介されました。 “人物伝” など、すでに知っている話を読んでみると少し長いものでも内容がわかっているため読み進められる人も多いなどの具体的なアドバイスもあがりました。
2回目のフリーのトークでも、本の情報を含め各支援の現場における様々な悩みや喜びなどが共有され、全体を通して活発な話し合いが行われた大変中身の濃い研修会となりました。

アンケートより抜粋

  • ファシリテーターの心得や離陸本について具体的に知ることができ、また、ブックトークがとっても楽しく、充実した時間となりました。
  • 支援者同士の繋がりが心強いことを改めて感じました。皆さんの取り組みやスタッフの方のお話がどれも興味深く勉強になりました。
  • 多読の基本は同じでも、支援する場によって具体的な課題は少し違うことを認識した。
  • 8月の多読支援セミナーから取り組んできたことを紹介して、皆様の反応から確かな手応えを感じました。英語多読の素晴らしさ、楽しさを広めたい支援者の皆様との交流には、大変、勇気づけられました。
  • 辛くて頑張る多読支援から、無理せず楽しく広がる多読支援へ意識が変わる1日でした。

次回は春のフォローアップ研修会を予定しています。多読支援に関わる方、これから多読を取り入れたい方のご参加をお待ちしております。

(榊、山岸、小川)