12/7(土)「第2回初心者向け多読講座」@昭島市民図書館 報告

LINEで送る
Pocket

12月7日、昭島市民図書館(東京都昭島市)にて第2回初心者向け多読講座が開催されました。講師は、NPO多言語多読理事の酒井邦秀でした。
担当の矢嶋さんに報告をお願いしました。

第1回に引き続き、NPO多言語多読の酒井邦秀先生を講師としてお迎えしました。多読の第一人者ならではの視点で、長年の経験や知見に裏付けられた説得力のあるお話に共感する参加者が多く見られました。
今回、子どもの参加者が増えたのが印象的でした。多読の実践では、文字ではなく絵から物語の内容を想像する楽しさを大切にします。想像力豊かな子どもたちを交えたグループワークは、大変有意義な体験でありました。


また、酒井先生のご指導を受けている多読サークルの会員2名のご参加もあり、経験者の知恵をお借りする場面もありました。
さらに、英語の音と日本語の音は一つも同じ音はない、というお話の中で、英語の音について例が示されました。特に、子音の発音について、酒井先生による実演を受けて、実際に参加者が発音に挑戦しました。

講座のアンケート結果では、次回の講座を待望する声が多数寄せられました。今後も、より多くの方々に多読の扉を開けていただき、図書館を中心に多読の輪が広まるよう微力を尽くします。
最後になりましたが、熱弁を振るっていただいた酒井先生に、心から感謝しております。終始、驚きと発見の連続で、様々な発想の転換が促され、きっと多くの参加者の胸を高鳴らせ続けたことでしょう。また、参加者からの質問には、思いやりに満ちた言葉で答えていただき、期待を込めて励ましていただきました。本当にありがとうございました。
(担当:矢嶋)