1/28(日)初心者向け英語多読講演会&ワークショップ@新宿区立四谷図書館 報告

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1月28日に、新宿区立四谷図書館で初心者向け英語多読講演会&ワークショップが開催されました。講師はNPO多言語多読正会員の山岸典子さんでした。報告は、四谷図書館の担当・滝口さんです。

定員ちょうどの25名の方にご参加いただきました。今回は小学生と中学生のお子さんも参加されました。

まず、多読はお勉強ではないこと、本の世界に入り込んで外国の文化や生活の中の言葉に触れることが大切で、そのためにはやさしい絵本を使って、頭の中で映像化できるようになることが大切だというお話を伺いました。

それから、日本語と英語は1対1にならない具体例をORTの抜粋を使って詳しく説明していただきました。わかりやすい説明に、みなさん納得の表情でした。

多読三原則の説明を聞いた後、Oxford Reading Treeをたくさん読み、初めての多読を体験しました。いろいろな〇〇探しをし、いつもの〇〇以外にもたくさん細かい発見をされている方もいて、先生がおっしゃったように本当に絵本の世界に入り込めていたのがよくわかりました。また、ブックトークも行い、和気あいあいと楽しい時間を過ごされていました。

大盛況のうちに講演会は終了しました。また、今回もNPO多言語多読で講座を受講されている方が2名ボランティアとして参加してくださいました。今日の講演会に参加された方にとっては多読の先輩です。多読の楽しみ方や字幕なし多観などについてお話しいただき、どのグループも講演会後おしゃべりが止まらない、そんなにぎやかなワークショップとなりました。今回は特に貸出も多く、最初の一歩を踏み出された方がたくさんいらっしゃることをとてもうれしく思いました。

参加された皆さんが楽しく多読を続けるられるよう、図書館としてサポートしていけたら思っています。

以下、アンケートからの抜粋です。

・多読は勉強ではなく、趣味・親しむためのものというのを実際に体験して実感できた
・多読についてよくわかってとても楽しかった
・目で見て感じて考える英語の勉強方法を始めて教えていただいた
・ずっと気になっていたので今回参加できてよかった。多読をやってみようと思う
・絵本の絵に隠れているちょっとした遊びがとてもかわいかった。ついつい文字を読むより絵を見るのに集中してしまった
・どうしても日本語訳で考えてしまいがちだったので、今回の多読を習慣化してみたいと思った
・英語多読に対するモチベーションが上がった
・今回のワークショップで改めて読んでみたらとても楽しかった。これなら続けられそうだと思った
・多読がいかに大切か、英語力・理解する力の習得に有効かを身をもって体感することができた
・多読本のリストがもらえたのもよかった
・中1の娘のためにと思って参加を決めたが、自分自身も読み進めれば様々な本を読むことができるんだという希望がもて、楽しく学べた

(四谷図書館 滝口)