11/7 火曜午前クラス：ORTで気づいたこといろいろ

今日の火曜講座のブックトークでは、ORTのすごさが話題になりました。

まず、Hさんは、it は「それ」、that は「あれ」でないことをORTから知ったとお話しくださいました。「A Monster Mistake」の中で、I like it here.が出てきたとき、自分だったら、I like here.と言ってしまうのに、itが入っていることに衝撃を受けたそうです。「その他にも、it とthatがそれ、あれではない文がORTには一杯でてくるんですよ」。

ちょうど、数日前に稲城図書館で酒井先生が講演会で最初に話されたのがこのことだったので、私自身もはっとしました。Hさんの気づき、すごい！

Yさんは文字のないORT、The Haircut のCDを聞いたところ、最後のシーンのDadとKipperの頭がhedgehogと聞こえたので絵をじっくり見たところ、なるほど！と思ったそうです。絵をじっくり見ることが大切だと実感したそうです。

私からもORTの文字のない「The Lost Teddy」を紹介しました。熊の表情の変化や、時間の経過、Kipperの気持ちが分かるところなど、皆さんと一緒にORTを眺めながら、大いに盛り上がりました。

ORTは文字があってもなくてもこんなに盛り上がれます。それほど魅力的でいつ読んでも、何回読んでも、発見がある凄い絵本ですね！

（火曜午前クラス担当　大滝）