きょうは書くことがいっぱい! 9月25日水曜多読講座(英語)の報告です。

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きょうの講座は驚きでした。
こんなことになるなんて、夢にも思いませんでした。
長くなります・・・

まず、Mさん:お孫さんがアメリカに住んでいます。そのお孫さんのことをメモとして英語で書き始めたのだそうです。読書相談の時にそのメモを読んでくれました。分かります!

数週間前からわたしは受講生のみなさんを book talk から small talk (世間話)へと誘い始めましたが、Mさんのお孫さんメモはまさにそれを書くことで実現したわけです。

講座のみなさんは、自分から行きたい方へ歩み出す! これはNPO講座の勲章だと思います。自律的学習者という言葉が最近はやりですが、NPO受講 生のみなさんはそんなもんはとっくに越えて、自律的実践者になってきました。それも1年と1ヶ月で! なんとも言えません・・・

Nさん劇場:先週絵本の読み聞かせで「踊り出した」Nさん。今回は講座の始まる前に受講生に役を割り振って、劇を始めてしまいました! いや、まだ 読み聞かせと芝居の間くらいなのですが、YさんとUさんがこれに乗って、「そこまでやるか!」という演技になり、このまま行くと間違いなく劇になりそうで す。

中学校で英語を教えていた時にはよく劇を使ったというUさんはNさんに先を越されて、「よーし!」という顔をしていました。さあ、来週、いや、2週 間先はどうなるのか? みなさん、まるで小学生に戻ったような天真爛漫の動き、表情、反応・・・とんでもない「お祭り空間」が出現するかもしれません。

英語教室が当たり前のように、芝居小屋になっていく--一体だれが予想し得たか? いや、だれも予想できなかった! Nさん劇場ほどではないですが、信じられないほど早い変化が顕れたのは・・・

Small talk :上に書いたように、多読と多聴と多書(フリー・ライティング+本紹介のメモ書き)と多話(ブックトーク)から進んで、今はそれで蓄えた英語を「身の回り のこと」を話す方向に移れないだろうかと実験を繰り返しています。きょうは何人かの人と読書相談の間にわたしから身の回りのことを質問しました。

すると、みなさん平気で初めて聞かれた質問にどんどん答えるのです! これも本当に驚いて、興奮して、わたしはその人たちに 「来週はわたしに質問してください」と言いました。

これは次第に二人一組で small talk をする方向へ行きたいためです。
今はbook talk をグループでやっていますが、small talk まで始めると、グループでやっていては一人一人の話す時間が短くなります。そこで、二人一組で互いに身の回りのことを話し、そこにもう一人が質問をして、 答えることにすれば、かなり英語で話す時間が長くなるのではないかと期待しているわけです。

そのほかうれしかったことは、女性のYさんが1ヶ月のタイ滞在から帰国して講座に復帰!
Eさんが新たに講座に加わって、ORTの字を隠して絵だけ見るところから始めました。
かなり絵を見るのに慣れている様子です。次回が楽しみ!

さて、毎週お客さんが数人ずついるというにぎやかな水曜多読講座ですが、きょうはOxford Reading Tree をゲーム・ソフトにした会社から、本体とソフトを持ってきてくださったTさん(お名前は実に美しいのですよ)が講座を見学してくれました。最後に Tさんが早速メールで送ってくださった感想を引用して、この長い報告を終わります。

本日は、突然お邪魔させていただきありがとうございました。
出席されている皆様が、読み聞かせや朗読を楽しむ姿を見て、
語学学習は本来こういった形であるべきなんだろうと改めて感じました。
とても貴重な体験でした。本当にありがとうございました。
私も英語をもう一度がんばろう!とメラメラと意欲を燃やしています。

来週はわたしがドイツのミュンヘンにいるので、休講です。
午後1時から3時までは本の交換のために事務所を開けます。

では、わたしからは再来週まで、Enjoy English!