8/6 水曜午前クラス :「レベル」より「好き」を頼りに…Sさんの場合

8/6 水曜午前クラス :「レベル」より「好き」を頼りに…Sさんの場合
2025.8.14
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この日が2回目のSさんは、「文法を覚えられず、英語は不得意」という方です。多読を気に入ってくれて「わからなくても調べなくていいのが楽。英語の本を読んでいて、久しぶりに楽しい」と話してくれました。

そんなSさんに、この日読んできた本について感想を聞くと、 Tiny(※1ページに1行くらいのやさしい絵本)は「ちょっとわからなかった。こんな薄い本でも立ち止まってしまう時がある」とのこと。一番おもしろかったのは?と聞くと、迷わず、漫画の Akira と答えてくれました。漫画なので吹き出しの中はセリフがびっしりですが、思い入れのある本だったようです。

——Tiny で立ち止まるのに、Akira が楽しめる!?

「レベル」のなかに閉じ込められてしまうと、こんなことは起きませんが、本来、「レベル」は、一人ひとり感じ方がまったく違うもの・・・実際、隣りにいた中堅のHさんは「漫画は、話し言葉だからむずかしい」と感じるようです。

多読講座では、目の前にいくらでも本があるので、「レベル」に頼らず、実際に手にとって読んでみて、楽しめそうか自分で判断すればいいですね。そんな話をみんなでしていると、最古参(?)のもう一人のSさんがひと言——

「好きなものを読むのがいちばん」

SHE MADE A POINT!!!

(水曜午前クラス担当 Katobushi)