9/3 水曜午前クラス:やさしいことばをたっぷり⋯ ‘run’ 編

9/3 水曜午前クラス:やさしいことばをたっぷり⋯ ‘run’ 編
2025.9.17
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絵本の「絵」の力を借りて、「やさしいことば」を「場面や気持ち」といっしょに、たっぷり吸収する——「多読三原則」と並んで、多読で大事にしたいことの一つです。

この日、Yさんが読んできたのは、Jasmine Green シリーズの4巻目 A Kitten Called Holly。農場を舞台に、主人公のJasmineが毎回、動物のこどもを拾ってきて育てるという人気シリーズです。今回は、子猫を拾ってきました。体に擦り傷があるのを見つけたJasmineがこう言います。

“You need to run them under the tap”

このセリフを読んだYさんは、

何をするか、イメージできた。Because I read a lot of picture books.

と話してくれました。さらにこのあと、子猫を引き取れないとわかったJasmineが、良い引き取り手を思いつく場面で——

“Suddenly, a strange sensation ran through Jasmine”

ここでYさんは、

誰かのために何かしようと思いついたという表現を、こんな風に言うのか

と感じたそうです。

頭のなかに「イメージ」が浮かび、「気持ち」まで立ち上がってくる。やさしい絵本をたくさん読むと、機械的な単語の暗記より遥かに分厚い理解につながる、とてもいい例だと思いました!

(水曜午前クラス担当 Katobushi)