10/8 水曜午前クラス:naughty と TB test——多読で語彙は増える?Yさんの場合
多読で絵本や動画を楽しんでいると、「暮らしのことば」にたくさん出会います。頻繁に出てくるので「基本的なことば」と言い換えてもいいかもしれません。たとえば “naughty” もそのひとつ。
この日、Yさんが読んできたのは Mr. Men/Little Miss シリーズの Little Miss Naughty。一般的には知らなくても不思議ではないことばだと思いますが、Yさんには馴染みがあったようです。Peppa Pig に “naughty daddy” という形で、それから It’s Christmas, David! にも “naughty list” という形で出てきたそうです。
使われていた場面がすぐに思い浮かぶところが、いかにも多読で身につけたことばという感じがします。「基本的なことば」の理解は、こんなふうに何度も出会いを重ねて、手応えのあるものへと深まっていくのだと思います。
では、「むずかしい」「専門的な」ことばは?
その人に必要なものから入ってきます。鳥好きのYさんは、よく「farmもの」を読んでいるので、“TB test” という言葉を覚えたようです。農場が舞台の Jasmine Green シリーズに出てきて、今楽しんでいる番組 Clarkson’s Farm にも出てきたと話してくれました。文脈から「感染症か何かの検査?」とのこと。
多読で語彙は増えるか——はい!
基本的なことばは自然に、むずかしいことばは必要なものから、豊富に?分厚く?なっていきます!!
(水曜午前クラス担当 Katobushi)










