見る・聞く・話すクラス:Eさんから一年半の振り返りレポート!#2
Eさんの振り返りレポート第2弾!(第1弾はこちら)
多読では、やさしい言葉を場面や気持ちといっしょにたっぷり吸収すると、やがて、似たような場面や気持ちに出会ったときに、その言葉がふっと口をついて出る——あふれる、と考えます。多読を言い出した酒井さんのことばです。で、そのあふれる様子をEさんが具体的に書いてくれました。
* * *
前回のレポートで書いた「え?なんだか私、英語が楽に口から出るようになってない?」と実感するときって? もう少し説明が必要かと…。例えばこんなときです。
その①——クラスメイトの話を聞いて、考える前に英語で反応しちゃうとき!
- ペットの猫ちゃんが病気になっちゃったという話を聞いて… I’m sorry
- 旅行に行ってきた!という話を聞いて… Wow!That’s nice!
- おいしそうなお料理のレシピを聞いて… sounds good!
その②——すてきな映画を見たり展覧会に行ったり…と何かしら心が動かされたとき、それがどんな話だったか、どんな内容だったかをいつの間にか頭の中で英語で描写しているとき!(もちろんすぐに出てこない言葉は迷わず日本語で!)
『ぼくと魔法の言葉たち』を見て…
Owen is 自閉症
He is living with his parents
When he was a baby,
He was cheerful
But when he was three,
suddenly he stopped talking
The doctor said he was 自閉症
and he might not talk forever
Their parents were shocked
It’s very sad
Owen’s family loved Disney films
They enjoyed them a lot
One day Owen’s father spoke to Owen with a puppet
(which was Disney character)
Suddenly Owen talked!
It’s a miracle! ……
ちなみに、これらの現象(あえて現象と呼びます!)は、やろうと思ってやっているわけではなく、勝手に口から出てきたり、頭の中に浮かんできたりします。どうしてこんなことが起こっているのか私もわからないのですが、やはりこれまでやさしい本を中心に続けてきた多読で、英語がたくさん体にたまってきたからじゃないかと思うのです。
たまってくると、頑張らなくてもあふれてくる!これは本当でした!!
(※一晩経って、追加のメールが届きました・・・)
昨晩お送りした#2なんですが、「その②」の例は、「らくに口から出てくる」の例ではないですね^^; 脳内に出てくる?頭に浮かぶ?分けた方がいいのかな〜
私の感覚では、頭に浮かぶのも、口をついて出てくるのも大差ない感じなんですが。
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その①、つまり、口から出たものは、すべて2語以内。そして見事に「決まり文句」ですね。その②は構成がちゃんとある文章。聞いたことのある言い方、聞いたことのあるリズムがいっぱい! ORTを読んでるみたいです。もう身の回りで起きることは大抵説明できそう。 でも、「大差ない」と感じるくらい「あふれてくる」——in which case, I would say… Fantastic!!
Eさん、そのうち第3弾もよろしくお願いします!
(見る・聞く・話すクラス担当 Katobushi)






