シャドーイング講座（4期）受講生の声

シャドーイング講座4期目は、昨年末に３ヶ月の「前編」を終え、１月はお休みし、２月から「後編」が始まります。「前編」は、「多読的に」聞いて、声を出して、発音記号通りの音や、日本語の音をリセットする３ヶ月でした。受講生のみなさんにここまでの感想を聞きました。解説なしではわかりにくいところもありますが、アンケートの回答をほぼそのままご紹介します。

――講座を受講してシャドーイング（やそれ以外のこと）で変化を感じていることはありますか？

Hさん

• 力の抜きどころがアクセントと同じくらい重要だということがわかった。

Mさん

• 以前は聞き取れた単語があると、それだけに気を取られ、続いて流れてくる英文を聞き逃していました。シャドーイングによって音だけに専念することの抵抗感を取り払う事が出来、それにより多聴の時間が増え、結果リスニング力が予想以上に向上したと思います！　感謝感激！

Tさん

• 口の前の方で発音していたのが、喉の奥の方を響かせて話すようになった。→ 弊害。日本語でも喉を使って話すようになり、声が大きいと周りから指摘されるようになった。
• 「もごもご」を力を抜いてできるようになった。（※もごもご：一つ一つの音にこだわらずに「適当に」声をだすシャドーイング）
• 何を言っているんだろう？と考えずにシャドーイングができるようになった。
• 動画を観て、理解しようとせずにただ楽しんで観れるようになった。
• 多観や多読的シャドーイングのやり方や考えについて理解が深まった。
• 自分の録音音声を聴くことに抵抗がなくなってきた。
• 英会話中に、相手の発言に答える反射速度が上がった。
• 日本語を介さずに答えられることが増えた！
• 文字ではなく音で、フレーズや「この場面でこういう時にこう言う」という引き出しが増えた。音で覚えているため、文字やスペルはわからないが…
• 話者の発話速度が速い素材を用いてシャドーイングをたくさんしていたからか、朗読音声が遅く聞こえるようになった。解像度が上がってきた。
• 英会話で、話すときに一音一音伝えようとするのではなく、もにょもにょと繋がったまま話すようになった。リズムや強弱、感情をのせて話せることがある！気がする！
• 英会話で上記のようなことができることが増えてから、ほぼ聞き返されることがなくなってきた。
• 最近では、「友達や恋人と話しているような感じで話しちゃったよ〜」なんて言われることもあった。お世辞かもしれないが。
• 英会話で「英語の文法スキルとかはまだまだなのに、なんでネイティブが使うような表現を知ってるの？」と言われることがチラホラあった。
• 多読の時に読むスピードが上がった？かも
• 世界中の動画を楽しめるようになった！
• 字幕なしの動画でも気にならなくなってきた！

Oさん

• 最初は聞こえてきた単語だけを一生懸命言おうとしていたが、「もごもご」を経て、いまは聞こえてきた音を意味が分からなくてもそのまま言う、という意識が定着してきた気がする。
• 講座を始めてすぐの時期は、一文が長い場合に息継ぎをどこでしたらいいのかわからず途中で息切れしてしまうことがあったが、いまは何となく文の切れ目がわかるようになり、最後まで文章が言えるようになった。
• Youtubeやドラマが前よりも確実に聞き取れるようになった。
• いままで聞き流していた英語（電車のアナウンス、BSの海外ニュースなどでうっすら聞こえる現地語の音声など）が無性に気になるようになった。

――講座の感想を聞かせてください。

• この講座がなければ毎日3カ月もやっているはずがないので、とても良いと思う。2週間おきに録音をシェアしあうと思うと、やらなければという気になる。
• シャドーイング講座を開催してくださり、ありがとうございました。待ちに待った講座に参加できてとても嬉しく思っています。きっかけは、Kさん（※シャドーイング講座1期の受講生）のシャドーイング音声のbefore afterを聞いて「こんなに変化があるの！？」と驚かされたことからでした。Kさんに聞いたり、Tadokuイベントで酒井先生に聞いたりしながら多読的シャドーイング講座について独学で学んできましたが、どうもよくわからない。これでいいの？ただやっているだけでいいの？と疑心暗鬼の日々をしばらく過ごしました。講座に参加してからは、Katobushiさんが最高の伴走者として？指揮者として？導いてくださり、自分じゃ気づけなかったことや指針を示して下さったことで、楽しんでシャドーイングを続けてこれた２ヶ月半でした。またメンバーの皆さんが心優しくほっこり安心できる雰囲気が大好きです！シャドーイング講座の日が毎回楽しみで仕方ありませんでした。正直初めは講座費用が高いな…と思ったのですが、払う価値あり、いやそれ以上の講座でした。多読を初めて知った時も、「もっと早くから知っていればよかった…」と思ったのですが、多読的シャドーイングでも今同じことを思っています。もっと早くから知りたかった！でも、４期生メンバーと一緒に切磋琢磨楽しみながらできたのは最高でした！来年の後期講座も楽しみにしています。よろしくお願いします。
• 多読講座に参加したこともなく、完全に飛び入りでシャドーイング講座に参加したため初めは不安だったのですが、Katobushiさんはじめクラスの皆さんがとても優しくて不真面目な私でも毎週楽しく安心して受講することができました。ありがとうございました。　講座では、毎回自分では気が付かなかった点を指摘していただいたり、他の方の発表や音源を通してそれぞれが工夫している点を知ることができて、独学ではできない学びの楽しさや、同じ方向を向いている仲間がいることの心強さをしみじみと感じました。ひとりでは多分こんなに続かなかったと思います…。　また、最後の講座でお話した「音は把握できるけど、内容はわからない」問題、やはり英語に触れる量の問題なのかなぁと思ったので、お休み期間は字幕なし多観にせっせと取り組んでみようと思います。後半戦も楽しみにしてます！

（シャドーイング講座担当　Katobushi）