多読のことを
いちばんよく知っているのは「多読仲間」

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私たちは、多読の悩みや楽しさ、読んだり観たりしたものの感動を共有できる相手のことを「多読仲間」と呼んでいます。オフ会で実際に会う、インターネット上で交流する、あるいは直接の交流はなくてもウェブ上の体験談を読む……。どんなかたちであれ、実践者同志のつながりは、お互いの多読を支えてくれるようです。

迷ったら多読仲間に
聞いてみよう!

多読的なやり方に慣れるまでは、これまでの「学習法」との違いに戸惑ったり、多読の「楽しさ」や「らくちんさ」が、かえって不安を誘うことがあります。そんな時、同じ頃に多読を始めた人の話はとても参考になるでしょうし、先を行く先輩達が自由に英語と親しんでいる様子を知れば、「多読で英語が身につくんだ」と自信が持てるようです。

Web上で多読仲間の楽しそうな話題を読むことで、新しい本や動画との出会いを楽しみ、モチベーションを保っています。また、困った時に相談できる場所があるのがとても心強いです。強制ではないので試行錯誤の時間も楽しく、自分のペースで、できるだけ簡単な絵本や児童書を選んで、隙間時間を利用して楽しんでいます。(natubon)
年齢も背景も様々な集まりで、皆さんの好みが刺激になって自分の傾向を客観的、相対的につかめるようになった。対話から気付く事、得る事はとても豊かで一人では辿り着けないことばかり。停滞しても励まし合ったり新たな視点を教え合ったり、誰かの支えになれることも嬉しい。仲間はブレイクスルーの大きな力になっています。(sonic)

選書の相談なら断然、
多読仲間!

素材選びに困った時は、多読仲間ほど心強い存在はありません。ブログなどに書かれている本紹介はとても参考になりますし、実際に相談する相手がいる場合は、あなたの好みや、これまでどんな本を楽しんできたかを伝えれば、あっという間に何冊もおすすめしてくれるはずです。

多読を始めて間もない頃、ひとりで読んでいた私にとって、次にどんな本を読もうかなと思ったとき、多読仲間がたくさんの本を紹介してくれている掲示板やブログは宝の山でした。たくさんある未知のお薦め本の中から好みに合わせて選び出し、手にとって読むことで世界がどんどん広がっていく。そのわくわく感は今も続いています。(プリン)
多読初期の頃は、図書館で借りられる本を片っ端から読んでいたので迷うという贅沢な選択肢はありませんでした。しかしそこそこ読めるようになると面白い本を読みたくなり、情報を求めてオフ会デビュー。直接オススメポイントや読みやすさの程度を聞けたので、大きな助けになりました。「読んだよ」と報告するのも嬉しかったです。(ナナ)

コラムすすめられた本が「合わない」ことも

楽しそうに素材を紹介してくれる相手を前にすると、つい自分も試してみたくなります。けれども、すすめられたものが自分に「合う」かはまた別の話。途中で進まなくなったら、躊躇なく「投げる」こと。「合わなかったら投げてね」と実はすすめる方も思っているのですよ。

「ブックトーク」は
多読の醍醐味!

読んだ本や観たドラマの感想を、聞いてもらえる・聞かせてもらえる 相手が見つかると、いよいよ多読は楽しくなります。おもしろかったものだけでなく、つまらなかった、納得がいかない!などの文句も含めて、多読仲間同士の「ブックトーク」は尽きることはありません・・・

普段なら絶対手に取らない超苦手ジャンルのSF。スカイプおしゃべり会の仲間のThe Martianのブックトークがあまりに分析的なのが逆に面白くて思わず買って読み始めたらこれが面白かった!仲間のおかげで苦手ジャンルに挑戦するチャンスをもらえるのもブックトークの醍醐味(^^)(MIKI)
ブックトークには色んな楽しみ方があります。上手く話せなくても大丈夫!こんな本読みましたと報告するだけで、周りから様々な反応が返ってきます。面白かったという感想はもちろん、自分にはどうも合わなかったような場合にも思いのほか賛同を得られたりして。そんな時も妙に盛り上がって楽しいです。(はねにゃんこ)
多読を始めた頃、先輩方のブックトークを羨望のまなざしで聞いていました。「私もいつか読めるようになるのかな?なりたいな!」。そんなワクワク感は、見事なブックトークに惑わされ読んでみたら楽しめたという嬉しい驚きに変わりました。そして今、ブックトークはやっぱり楽しくて、読める時も読めない時も大きな刺激です。(ナナ)

英語と気楽に付き合える「場」

英語関連の集まりと聞くと、少し緊張しませんか?まわりの「英語力」は?場違いだったらどうしよう?――多読をしている人達が集まる場では、そんな心配はいりません。「正しさ」にこだわらず、間違うことを気にしない「気楽さ」を多読仲間は誰もが共有しています。その和気あいあいっぷりときたら・・・

読んだ本を紹介しあったり、語り合う場が欲しい!というだけで手段や場所を変えつつブックトークを続けてきました。日本語で、洋書を中心に映画やTVドラマ、動画、邦訳も含め、わいわい語り合う「ただそれだけ」が楽しい!聴くだけ参加、同じ本を何度も紹介、と何でもアリ。この気楽さが多読の魅力です。(Ernie)
顔を合わせなければ恥をかいても大丈夫。昔そんなことを言い聞かせてスカイプ英語おしゃべり会へ参加しました。単語も分からず文法も滅茶苦茶、でも恐る恐る好きな本の話を始めると、多読歴も「英語力」も全く異なる人達が我が事のように盛り上がる。そんな皆さんに助けられて、あっという間に数時間が過ぎて行く…不思議な場所です。(雲山)
多読で広がる世界の面白さを「共有したい」という想いだけの集まりだから、楽しくて続くのだと思う。好きなことが違っても誰も否定しないし、正しさの強制もしないから、いつも次回が待ち遠しい。たまに、これが英語の集まりだと忘れそうになるくらい、文法や単語の話題などは、不思議なほど出てこないかも。(sonic)
いつも出ていた多読の集まりに参加できなくなって以来、仲間からの刺激がグンと減り、次第にモチベーションも低下し、長い停滞期に突入。もう以前のように寸暇を惜しんで洋書に没頭するのは無理かも知れない。でも不思議と悲壮感はない。多読の停滞とは、知らずに貯まった言葉が熟成する時間なんだよと教えてくれたのもまた仲間。(Owly)

コラム 比べるのは昨日の自分

楽しみを共有しあえる仲間がみつかると、新たな世界が広がり、好きなこと、やりたいことがどんどん増えて、いよいよ楽しい Tadoku の冒険がはじまります。けれども仲間といっしょに広い海を進んでいくと、ふとあたりを見渡して、急に自分が小さく感じたり、自分の成長を感じられなくなることも――

そんなときは、多読の原点に戻りましょう。自分の気持ちの向くほう、ラクなほう、楽しそうなほうに舵を切ってみてください。それがしばらくの休憩でも、あこがれの本への挑戦でも、なんども楽しんだ「お気に入り」でも、なんでもかまいません。このときばかりは、最初からやり直したほうが? なんて考えないこと!

あせる気持ちは、あなたの描く冒険の地図そのものが大きくなった証です。振り返っても船出をした港はもう見えないくらい、冒険の地図は広がり続けていきます。「ひとりひとり」歩みが違うのが Tadoku! 近道も遠回りもありません。どうぞそのまま、自信をもってあなただけのとびきりの冒険を楽しんでください。

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