聞き読み
朗読音源を聞きながら読むこと。(「聞き読み」と区別するために、普通に読むことを【自力読み】という事があります。)
読んでいる本の音源が手に入る場合は、「聞き読み」がおすすめです。聞き読みは、これまで「文字」ばかりで英語に触れてきた方にとって、英語の「音」に慣れる第一歩です。英語の音を大量に吸収して、英語の音の特徴やリズムがしっかり体にたまると、次第に「聞く」ことが楽になります。会話にも繋がります。それだけでなく、「読む」ときにも英語のリズムが再現できるようになり、今までより楽に、すっと内容が入ってくるようになります。
聞き読みの良いところ
文字から音への橋渡し
英語の音に慣れるには、英語の音に大量に触れることです。とはいえ、いきなり朗読音源だけを聞いても、たいていの人は楽しむことができません。そこで、聞きながら読んでしまおうというのが聞き読みです。この方法なら、ずっと入りやすく、内容も楽しめるようです。
誰のセリフかわかりやすい
たいていの朗読は、セリフの部分でさり気なく声色を変えて読んでくれるので、どの登場人物が喋っているのか、すぐにわかります。
場面や気持ちをイメージしやすい
セリフの部分だけでなく、朗読者の声の調子から色んな事が伝わってきて、場面や気持ちをイメージしやすくなります。
一時停止・巻き戻しはしない!
聞き読みをする時は、わからないところ、聞き逃したところなど気にせずに、音源のペースのまま「飛ばす」ことが肝心です。そうやって音源に身を委ねることで、英語の音に慣れ、英語独特の音やリズムが身体にたまっていきます。
こういう時は聞き読みを試そう!
どうしても和訳して読んでしまう
音源と共に前から順番にある程度のスピードで読むことで、和訳から抜け出せる場合があります。
わからないところを飛ばすのが苦手
音源に身を委ねれば楽に飛ばすことができます。
長いものを読む・背伸びして読みたい本がある
音源に引っ張ってもらうことで、いつもより長いもの、難しいものが読みやすくなるようです。
どれくらいの割合で読んでいる? 聞いている?
聞き読みをしている時に、文字と音と、どちらにどれくらい注意を向けているか?という話があります。ほとんど読んでいて音は少し聞いているだけ、という人もいれば、ほとんど聞いていて、文字はセンテンスの頭とお尻をなぞるだけ、なんてひともいます。どんな割合でも構いません。自分の「いい塩梅」を見つけてください。
聞き読みが合わない場合も!
自分の読むスピードと音源の読むスピードが極端に違ったり、読む・聞くを同時にすることが苦手だったりすると、「聞き読み」では本の内容を楽しめない場合もあります。そういう時は、無理をせず読むだけにしましょう。英語の音については、「字幕なし多観」や「多聴」など他の方法で吸収すればいいでしょう。
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