多読で「育つ」英語力? 1/3 (題名はいい加減)

おととい寝太郎オフでぴっぴ@40’sさんと会ったときに、ある中学2年生にびっくりした話を聞きました。
で、当然わたしはブログに載せたいからメールで報告をしてくださいと頼みました。その結果、なんと3通のメールが来ました。長いし、それぞれに重要だと思うので、ブログも3回連載ということにします。
*******************************

続きを読む

わたしはいかに学校英語に毒されているか・・・

「さかいの本の掲示板」で「寅彦」さんが「酒井さんも学校英語に影響を受けていて」というようなことを書いていましたが、その通りで、わたしは純粋な多読というのはやっておりません。常に腹に一物、背に荷物の欲張り旅であります。
で、ついこの前「ririco」さんほか三人の古い仲間と会ったときに、
「せんせー、英文和訳の基本的順番って、せんせー、まちがってますよぉー、せんせーも英語の授業で毒されてるんじゃないですかぁ・・・」
といきなり言われて、びっくり。でもriricoさんの言うとおりです。反省して、ここに告白します。本の訂正はかなり面倒なので、するかどうなるかわかりませんが、まずはこのブログで訂正しておこうと思います。
*******************************

続きを読む

さあ、そこからもう一歩!

多読が当たり前になって、好きな本を好きなように読めるようになった人はたくさんいますが、さらにその先へ進んだ人たちも少なくありません。
そうした人たちから見ると、「もう一歩先へ出ればいいのに・・・」と歯がゆく思うことがあるようです。
*******************************

続きを読む

(毒)一人称と三人称

わたしはよく毎週のように驚くべき報告があると書きますが、先週あたりはいくつもいくちつもありました。最初がある人からのメールでわたしの「寄り添い症候群」がえぐり出され、「みちる」さんの掲示板への投稿でその重要さがわかり、「間者猫」さんのブログで多読で得られる認識の深さを知り、YYYYYYYYさんのメールで多読のすごさを知り・・・
コスモピアと学研の原稿で遅れましたが、この記事はそうした「びっくり、感激」の一つです。京都の講演会に来てくださった「子連れ」さんからいただいたメールです。
*******************************

続きを読む

(毒)Heってだれよ、sheってだれなのよ?

またしても「間者猫」さんのブログです。この意見を聞いたときには驚きました・・・
as の時とおなじで、多読する人はわたしとおなじ認識を持つまでにわたしの10分の1くらいの時間しかかからないらしい・・・
*******************************

続きを読む

「薬」が効きすぎた?

  (原稿の締め切りが重なって、ほかにもいろいろ重なって、記事がたまって
   おります。今晩中に大方を記事にしたいと思っております・・・)
「さよなら英文法!」についてさまざまなお便りをいただいていますが、一つだけ、
予想していなかった感想があり、気になっています。
つまり、あの本の「試訳」のように訳せることをめざしたいという人が少なからずいらっしゃるのです。
うーむ・・・ まいったな・・・
あの本の試訳はすべて「墨塗り法」というやりかたで頭から順に訳しているのですが、
墨塗り法を言い出したのは、それをやると学校文法のたががはずれやすいはずと考えたからです。決して、「みなさん墨塗り法で訳しましょう」と言いたいわけではないし、「墨塗り法なら和訳の害は少ない、あるいは和訳が無害になります」と言っているわけではありません。
  (必要があって、あるいは職業として翻訳するには墨塗り法は
   これまでの翻訳法を抜け出すのに役立つかもしれませんが、それとても
   抜け出した後は墨塗り法は用無しになるはずです。)
翻訳を仕事としない人でも、学校文法にがんじがらめになっている人は、その縛りをほどくためにやってみるといいですよ。でも、授業で使うというようなことはゆめゆめお考えにならぬよう。それはわたしの意図とは正反対の方向です・・・

続きを読む

シャドーイングで読む速度が上がる?

「じぷた」さんは、知る人ぞ知るシャドーイング専門(?)の人。
そこで、東の「紫」さんのように、いろいろ思いもかけなかったことが起きています。
今回はシャドーイングと読む速度の話・・・
*******************************

続きを読む

木星と金星と月のランデブー

学研のムックの仕事で「ローマの休日」を見ながら原稿を書いていたら、「けん」さんからメールが来ました。
あしたの夕方の天文ショーのお知らせです!
*******************************

続きを読む

こどものデルトラ体験

多読というのは要するに「犬も歩けば棒に当たる」のようなもので、
多読の世界には犬がやたら多いのか、そこら中に棒が落ちているのか、
さもなければ歩く距離がとてつもなく長いのでしょうね。
「おー、こんなところにもあった!」という話がごろごろ転がっている。
量が偶然を引き寄せるとでもいおうか、芋づる式にいろいろなことがつながってきます。
で、きのうの晩、宵の口に「涼音」さんを迎えて大手町オフ会八重洲出張所「ようこそ月へ」の集まりで、「Ernie」さんが三度(みたび)Deltora Quest について熱く語ったと思ったら、きょう、「間者猫」さんが息子さんのデルトラ体験を語っています。
http://kanjanekotadokist.blog39.fc2.com/blog-entry-1261.html
↑ ここです。ぜひぜひ訪問して、「子供式」(いまは改め「をさなごのやうに」)の原点「をさなごそのもの」を確かめてください!