多読はここまで来た! その八 に、「ひまわり」さんのメール

「Hyde」さんに続いて、ひまわりさんからもメールをいただきました。
これはある意味象徴的です・・・といってもほかの人にはわからないでしょうね。
ひまわりさんの了解を得ていないのでぼやかして書きますが、ひまわりさんも
日常の暮らしがそのまま言葉の奥底に通じているみたいなところのある人なのです。
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シャドーイングから入ってここまで来た! 「紫」さんのメール

9日に一部修正しました。修正点は赤字です。
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紫さんは「ぴ〜ママ」さん、「われもこ」さんとおなじように、「多聴多読マガジン」のシャドーイング実験企画に参加した人で、多読からではなく、シャドーイングから多読に入りました。
すでに何回かブログに登場してもらっていますが、またまた貴重な報告を寄せてくれました。
シャドーイングからみごとな音読へ!
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多読はここまで来た! その八 に「Hyde」さんからメール

「多読の力は物語の力」−−なんて、かっこよすぎるかなと思うのは、今だからです。
思いついた当初は「本当かどうかわからん」と思って、用心深く、みなさんのSSSの掲示板への投稿を読んだり、オフ会で話したりして、秘かに検証を続けました。
でも、今のところはどうもやはり多読はただ外国語の表面を扱うだけではないような気がしてなりません。
それに、ふと回りを見ると、「物語」ということを題材にした本や考え方はほかにもあるらしい。そしてそのいずれもが、物語は人の心の奥底に訴えるというようなことを語っているらしい、と気がつきました。
「その八」にさっそくいただいたHydeさんのメールもそういう主旨であるようです。
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多読はここまで来た! その八 「物語の力」仮説

さて、「その五、六、七」で、語についても、文法についても、多読はわたしたちをとんでもないところまで連れて行ってくれるようだという話をしました。
なぜそんなことが? それが「その八」の題目です。
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多読はここまで来た! その七 多読は文法も越える?!

この話題の「その六」と「その七」の記事は「語」を取り上げました。
「その七」の中でちらっと書いたように、「語」や「句」や「文」や「文法」といった区別は実際に使われる言葉では必ずしも分明ではありません。文法学者が話を簡単にするために、議論できる形にするために無理矢理作った区別といっていいでしょう。しかしそのあたりの話題は多読の驚くべき到達地点の一つとして別に項を立てます。
いまは語と文法ははっきり分かれたものであるかのように仮定して、
文法の獲得についても、多読がどれほどこれまでの常識を越えるものかをメモしておきましょう。
  (考えてみると、こうして取り上げる「多読の到達点」の一つ一つが、
   何十何百という博士論文の種になりますね。えらいこっちゃ・・・!)
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多読はここまで来た! その六 暗記はいらない!

こども式サイトの新装開店日程も発表されたことだし、これまでの多読の成果をまとめる
このシリーズは先を急がなければなりません。新しい村のはじまりと同時に、
未来の夢を語りたいですからね。みなさん、サイトのお休みの間に、みなさんの夢を文章にしておいてください。夢の募集をします。掲示板への投稿でも、新しい村のそんちょ宛てメール・フォームを使っても結構です。すでに「カイ」さんのスレッドに投稿してくださった夢はそのまま応募してくださったことにして、ブログに掲載します。
で、前回に続き「語彙」の話題で、多読では意識的な「語彙増強」がいらないようだ、つまり暗記はいらないという話です。
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多読に手応えを感じた日 −− 「雫」さんの「エクスプローシブ・スタート」

これも「多読村」開村行事(いま思いついただけ、ほかには何もありませんが)の
一つにしますが、「半信半疑ではじめた多読に手応えを感じたのはいつですか? 
どういうきっかけですか?」という報告を募ろうと思います。
その第1号は雫さんです・・・
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多読はここまで来た! その五 語彙習得理論をひっくり返す・・・

その五からは改訂版ではありません。
今回は語彙習得に関する常識破りをお話しします。

「基本単語を知らなかったら英文が読めるはずはない」
それはその通りです。そこでこれまでの常識では「まず単語を覚えて、それから文を読む」という順番でした。

けれども、多読はその「覚える」をなくしてしまった!
「語学学習」につきものの「暗記」を廃してしまった!!

けれどもそれだけではありません。多読の成果は語彙習得に関する世界の定説を揺るがしてしまうのです。

(ぼくが揺るがしているわけではありません。
 揺るがしたのは多読を楽しんでいるみなさんですからね。
 お間違えなきよう・・・)

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